p.果樹の紋羽病等難防除病害抑制のための要素技術の開発

課題名 p.果樹の紋羽病等難防除病害抑制のための要素技術の開発
課題番号 200709529
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,果樹研,果樹病害研究チーム
協力分担関係 茨城農総セ
長野果試
長野南信農試
鳥取園試
千葉農総セ
森林総研
青森農総研セ
岡山農総セ
広島農総セ
愛媛果試
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)菌類ウイルス(レオウイルス)株の系統解析により、病原力低下効果の高い株と弱い株はそれぞれ単系統になることを明らかにした。菌類ウイルス純化粒子を白紋羽病菌プロトプラストに接種する方法を確立した。2)非病原性白紋羽病菌を培養したなし剪定枝チップの土壌施用後の期間と発病抑止効果の関係を明らかにした。3)ナシ萎縮病発生樹由来のPhellinus属菌22菌株のなし枝に対する材質腐朽能を明らかにした。4)ぶどうの新規ウイルス、かきの新ウイロイドの分類上の位置を推定した。温州萎縮ウイルス(SDV)の4系統(SDV、CiMV、NIMV、HV)の検出は、複数のプライマー/プローブを混合したRT-ICAN法により可能であることを示した。コナカイガラムシ幼虫による新規Vitivirus属ウイルスのぶどうへの伝搬を確認した。5)ブドウ晩腐病菌の1つColletotrichum acutatumのベノミル耐性がCaTUB1遺伝子の過剰発現に起因する新規ベノミル耐性機構によることを明らかにした。カンキツかいよう病菌KC21株はぶんたん類およびきんかんに抵抗反応を引き起こす因子を有し、この内、ぶんたん類に対する因子は遺伝子hssB3.0がコードすることを明らかにした。6)根頭がんしゅ病菌は、人工接種2年後のりんご台木品種で、接種部位近傍において再分離されることを認めた。西洋なしから分離した表生細菌は、火傷病菌検出用の既存プライマーを用いたPCR法で、火傷病菌と同様の産物を増幅しないこと、パルスフィールド電気泳動(PFGE)パターンから作成した系統樹において火傷病菌のクラスターに入らないことが判明した。
カテゴリ 病害虫 かき きんかん 西洋なし 台木 ナシ萎縮病 品種 ぶどう ぶんたん 防除 りんご その他のかんきつ

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