要約 和歌山県ウメ産地の代表的な4種類の土壌のうち、岩屑土は乾燥しやすいのでかん水間隔を短くする 必要があり、窒素の溶脱は比較的少なく、塩基類の溶脱は多い。灰色低地土は気相が少なく液相が多いため 根の...
要約 水田転換園や有効土層の浅い園に植栽されているうめの弱樹勢樹では、圧縮空気の注入により、土壌の物理性が改善されて、樹勢が高まり、さらに潅注施肥との併用は、収穫後の干ばつ時の樹勢の回復にとくに有効...
要約 高糖系ウンシュウミカンの交互結実栽培は、商品性の高いML級果実を慣行栽培の約2倍に増加させるため、大幅な収益増加につながる。摘果と防除を中心とした省力効果、および薬剤と労働費を中心にした低コスト...
要約 ユズ幹腐病は徳島県内では全域に発生が認められるが、被害が甚大で、栽培上大きな障害となっているのは、那賀川流域の降水量が年間3000mmを越える多雨地域である。全国的にも同様の傾向がみられ、本病は多雨...
要約 ウメ「南高」では、果実及び新梢成長期の施肥窒素が樹体への吸収移行に優れ、翌年発生する新生器官中の窒素量の約10%を占めるため、5月施肥が優れる。 背景・ねらい ウメの高位安定生産技術を確立する一環...
要約 平坦地における温州ミカンの根域制限栽培で、高糖度果実を生産するには玄武岩質土壌が適している。佐賀県果樹試験場・常緑果樹研究室 背景・ねらい ウンシュウミカン生産の省力化を進める場合、作業性のすぐ...