牛の放牧による利用休止牧野の植物の地上部現存量減少と出現種数の増大
要約 阿蘇地域における利用休止牧野を電気牧柵で囲い、3頭/ha程度の牛を夏季2ヶ月間放牧することによって、牛の健康を損なうことなく、植物の枯死部を含む地上部現存量が急速に減少する。また、植物の出現種数は...
牛の放牧による利用休止牧野の植物の地上部現存量減少と出現種数の増大
要約 阿蘇地域における利用休止牧野を電気牧柵で囲い、3頭/ha程度の牛を夏季2ヶ月間放牧することによって、牛の健康を損なうことなく、植物の枯死部を含む地上部現存量が急速に減少する。また、植物の出現種数...
スラリー還元量をカリ20kg/10a相当に減じることによる作土・作物・土壌溶液への影響
要約 飼料作畑への乳牛スラリー還元量をカリ20kg/10a/トウモロコシ1作相当に減じることで、二ないし三年で作土に蓄積した交換性カリの削減ができ、深さ90cmにおける土壌溶液の硝酸性窒素濃度を慣行よりも低減する...
乳牛スラリー連用畑下層土には多様な低栄養性脱窒菌が多数生息する
要約 乳牛スラリーを多量に投入した畑地では、作物根の届かない4mの下層土にも多くの脱窒菌が生息し、その大部分は低い栄養濃度の培地で増殖する低栄養性脱窒菌である。 キーワード 乳牛スラリー、下層土、窒素代...