パーライトを微生物担体とした好気性処理による酪農雑排水の効率的な窒素除去
要約 現行の汚水処理法である活性汚泥法では窒素を効率的に除去することは困難を伴うが、パーライトを微生物担体として活用することにより、連続曝気条件下でも酪農雑排水から窒素を効率的に除去可能である。 キ...
要約 MUN値は泌乳初期に低く、最盛期に高くなり、後期に緩やかに減少する傾向が見られた。MUN値が高くなると乳量は増加する傾向がみられたが、18mg/dl以上では若干減少した。乳量が20kg/日以上50kg/日未満...
要約 飼料イネに対して乳用牛ふん尿を主体とした高温メタン発酵施設より排出された消化液を基肥と追肥に施用したところ、消化液は液肥として活用でき、基肥の窒素量を1.5倍とすると慣行を上回る乾物収量が得られ...
要約 乳牛ふんの消臭型堆肥化ハウスを開発した。ハウスの特徴は、1.堆肥化時の臭気を外部に拡散させない閉鎖型、2.微生物脱臭と酸化チタン脱臭による畜産臭気脱臭システムを組み込んだ消臭型、3.発酵乾燥床に遮水...
要約 フリーストール牛舎併設のパドック内で飼料給与をする場合は、給与直後の採食が落ち着 いた頃にパドック内の除ふんをすると、ふんが大量に残っている時間を短くすることができる。飼 料給与場所を牛舎内に変...
要約 高泌乳牛の飼料(泌乳期CP14.6%)に保護メチオニン(67%製剤:ルーメンバイパス率70%)を20g添加することにより乳量、乳成分量の向上がみられた。なお、繁殖成績及び疾病発生状況等に及ぼす添加の影響はみられ...
乳牛スラリー連用畑下層土には多様な低栄養性脱窒菌が多数生息する
要約 乳牛スラリーを多量に投入した畑地では、作物根の届かない4mの下層土にも多くの脱窒菌が生息し、その大部分は低い栄養濃度の培地で増殖する低栄養性脱窒菌である。 キーワード 乳牛スラリー、下層土、窒素代...
要約 乳牛ふんを吸引通気で堆肥化する場合には、堆肥表面からのアンモニア揮散はごくわずかであり、アンモニアは排液、排気中に移行する。これら窒素の移行割合は、水分調整資材別に最大値で比較すると、モミガラ...