初乳中CD14陽性細胞率が低値の牛は分娩後に乳房炎を発症しやすい
要約 分娩後1週間以内に乳房炎を発症する乳用牛は、分娩直後の初乳中のCD14陽性細胞率が乳房炎にならない健康牛に比較し低値を示す。初乳中CD14陽性細胞率の測定は、分娩後の乳房炎発生予測に利用できる可能性が...
潜在性乳房炎罹患牛への組換えウシサイトカイン乳房内投与の治療効果
要約 黄色ブドウ球菌性乳房炎の罹患乳房内に、ウシGM-CSFおよびIL-8の単独または併用投与を行う場合、細胞性免疫の亢進がみられるウシGM-CSF単独投与が炎症症状の改善効果は高い。 キーワード 潜在性乳房炎、サイ...
Staphylococcus aureus 莢膜5型菌莢膜多糖体を用いた乳房炎簡易診断技術
要約 県内の乳用牛乳汁から分離されるS.aureus は莢膜血清5型が多く、5型菌の莢膜多 糖体を抗原として乳房炎乳の乳清中抗体を測定すると、S.aureus 以外の細菌が分離された乳清と 比べてELISA 抗体価が高く、...
要約 ロジスティック回帰分析法により、乳牛の肢蹄疾患の発生に関与する畜舎環境上のリスクと生理的リスクを明らかにした。これは、各農家で肢蹄疾患になりやすい牛を早期に発見するための目安となる。 背景・ね...
要約 乳牛の後肢外蹄の病変を集中的に診断・記録できる簡易診断票を作成した。この診断票を使用することにより、その牛の肢蹄疾患の重要病変を把握することができる。 キーワード 乳牛、肢蹄疾患 背景・ねらい 肢...