要約 カイコで開発したマウス細胞死誘導因子Bax(mBax)の過剰発現により任意の組織に細胞死を誘導できるシステムの有効性をマラリア媒介蚊(ハマダラカ)で証...
幼若ホルモンによる変態抑制遺伝子の発現誘導機構の解明とその利用
要約 カイコ培養細胞を用いて、幼若ホルモン(JH)による昆虫変態抑制遺伝子Krüppel homolog 1(Kr-h1)の発現誘導機構を明らかにした。JHが存在すると、JH受容体Metがステロイド受容体活...
要約 カイコの幼虫脱皮回数の変異体である「2眠蚕」の原因遺伝子が、幼若ホルモン合成に必須のエポキシダーゼCYP15C1遺伝子であることを明らかにした。「2眠蚕」では、幼若ホルモンを生合成することがで...
要約 トランスポゾンpiggyBacをベクターに、緑色蛍光蛋白質(GFP)遺伝子をレポーターに用い、膜翅目昆虫で初めて、安定した外来遺伝子導入・形質転換系を開発した。ゲノム中に組込まれた遺伝子は次世代に受け継...
要約 カイコのゲノム解析を推進する上で基盤となる高密度連鎖地図を作成するために、PAPD等のPCR多型を用いて約500の分子マーカーによる連鎖解析を行いカイコの全27常染色体とX染色体に相当する28個の互いに独立...