硝酸態窒素を蓄積しにくいイタリアンライグラスの選抜手順と多面的選抜効果
要約 乾物あたりの硝酸態窒素濃度等を指標とした個体選抜を5世代繰り返すと、硝酸態窒素濃度が既存品種中最も低い「ワセアオバ」の約60%まで低下する。選抜集団では乾物率が向上し、カリウム濃度が低下するなど...
要約 稲作時に施用したオガクズ牛糞堆肥は、施用直後の稲作期間に約16%が、施用後3年間で約42%が分解される。分解に伴う窒素の供給は、麦作期間より稲作期間が多いが、1t(7.2kgN)/10aの単年施用では肥効は小さい...
要約 麦わら多量施用に起因する土壌代謝産物が生育初期水稲の窒素吸収量を低下させる。土壌微生物による有機化(窒素飢餓)は移植後17日目までに終了する。 背景・ねらい 稲麦二毛作田における最も簡便な資源の...