耐冷性が強く、餅が白い良食味の水稲新品種候補「山形糯87号」の育成
要約 「山形糯87号」は、中生の糯米系統である。中稈、偏穂重型で、ふ先色は、“赤褐”、耐冷性は“強”である。玄米千粒重は重く多収で、良質、餅の白さが際立ち、良食味である。山形県の奨励品種(認定品種)に採用...
樹勢が強く、一次加工特性の高い中玉のウメ早生新品種「2M3−41」
要約 「新平太夫」と「織姫」を交配し、中玉のウメの新品種「福太夫」を育成した。樹勢が強く側枝の維持が容易で、成熟期は6月中旬で「紅サシ」より10日、「新平太夫」より約2週間早い。果肉歩合が高く、樹脂障害...
形状が良好で高加工性のオタネニンジン新品種候補「かいしゅうさん」
要約 オタネニンジン「かいしゅうさん」は、「会津在来種」から選抜育成した系統である。出芽は「会津在来種」より4日早く、地上部の生育、土根形状、紅蔘に加工した場合の品質は「会津在来種」に優る。 背景・ね...
要約 ばれいしょの体細胞変異は、調理・加工特性に関する形質にも発現し、効率良く原品種より高品質の変異系統を選抜できる。 背景・ねらい プロトプラストやカルスを経由した培養クローンは原品種の持つ優れ...