要約
クリ「岸根」は、1年生苗木をさらに1年間苗圃で育成して定植すると良い。育成中に新梢を摘心し、定植時に枝の切り返しを行うことにより樹冠が早く拡大し、初期収量が多くなる。ま...
ナシ「幸水」の萎縮病軽症樹に対する土壌改良による樹勢低下の軽減効果
要約 粘質な水田転換ナシ園において、主幹周囲へ土壌改良資材を混合する部分深耕は、土壌物理性の向上等により、100cm以上の枝発生や着果を促し、樹勢低下の軽減に有効である。混合する土壌改良資材は腐植酸資材...
要約 果樹生産に及ぼす温暖化の影響は、ほとんどの樹種において全国的に認められる。その影響は、結実や果実品質、樹の生育や樹体への障害、病害虫や雑草の変化など多岐に渡る。 キーワード 果樹、温暖化、生産...
要約 推定生涯産卵数を指標としたチャ主要品種のクワシロカイガラムシ抵抗性の評価において、「はつもみじ、みなみさやか、さやまかおり、うんかい、みねかおり」は、クワシロカイガラムシ抵抗性品種である。 キ...
活性炭フロアブル剤を利用したアスパラガスのアレロパシー軽減技術
要約 アスパラガス改植時のアレロパシー対策として、定植前に活性炭フロアブル剤25~100倍希釈液を定植位置に10a当たり400~1,000L散水するか、25倍希釈液にセルトレイを浸漬し、培土に十分しみ込ませた後に定...
要約 アスパラガスを栽培したほ場に再びアスパラガスを作付けると生育が抑制されるが、定植位置は前作のうね中央がうね間より抑制程度が大きく、また地下部残さをそのまますき込むと生育抑制が大きいので、改植す...
要約 ナガチャコガネ雌飛翔筋二型(有筋型、無筋型)の茶園環境下への適応性はほぼ同等と考えられた。圃場レベルでは無筋型の歩行による隣接圃場への侵入が多く、有筋型が遺伝的に劣性な形質であることも考え合わ...
要約 茶園環境下では、ナガチャコガネ雌の飛翔筋二型(有筋型、無筋型)は、淘汰上中立であった。有筋型は遺伝的に劣性な形質であり、個体群の飛翔筋保有率は短期間に急増しない。圃場レベルでは歩行雌による侵入...