要約 コンニャク乾腐病菌(Fusarium oxysporum)は発病株における葉柄内部の上位まで存在し、その地上部残渣が土壌中に残ると土壌伝染の原因となる。地上部残渣を圃場から丁寧に除去する管理を継続することで乾腐病...
コンニャク葉枯病の発病を抑制する葉面付着水中の銅濃度境界値と銅濃度簡易測定
要約 コンニャク葉枯病の発病を抑制する銅量は、調製した葉面付着水における銅濃度で測定・比較でき、その発病抑制境界値は1μg/mlである。また、葉面付着水中の銅濃度を簡易に測定する方法として、市販の水質検査...
コンニャク根腐病菌のメタラキシル耐性検定法の確立と耐性菌の出現
要約 コンニャク根腐病の主要防除薬剤であるメタラキシル剤の防除効果が低下する事例が発生し、その原因として耐性菌の出現が確認された。また、感受性の検定方法として、V-8ジュース寒天培地に接種菌株を置床す...
Acidovorax属植物病原細菌の病原型とそれに関連する菌体成分
要約
要約 コンニャク乾腐病対策として、トリフルミゾールくん煙剤の貯蔵庫内処理は慣行防除法(粉衣処理)とほぼ同等の効果があり、省力かつ安全に行える有効な防除方法である。 背景・ねらい コンニャク乾腐病対策と...
要約 コンニャクとイネ科またはマメ科の緑肥作物を輪作することで、コンニャクの連作障害として大きな問題となる根腐病の発病を連作区の20~30%に軽減することができ、収量の低下を防止できる。 背景・ねらい 中...
要約 ライムギ混作によるコンニャク根腐病の防除は土壌燻蒸の有無に関わらず効果が高い。ライムギはおおむね8月中旬に枯死すると、根腐病防除効果が安定し、球茎肥大抑制程度が小さい。 キーワード ライムギ混作...
コンニャクのアブラムシ類に対するイミダクロプリド粒剤の培土時処理による防除
要約 コンニャクの植え付け後、培土処理時にイミダクロプリド粒剤を施用することにより、アブラムシ類の密度を約3カ月間にわたり抑制することができる。 背景・ねらい コンニャクの害虫としてアブラムシ類(ワタ...