フクユタカの浅耕密播無中耕無培土栽培における適正播種時期・播種量
要約 ロール式播種機を使用して、麦跡の畝に条間30cmで大豆を浅耕密播(耕深5cm程度)することで、収量は慣行栽培と同等以上になる。浅耕密播栽培におけるフクユタカの播種適期は、7月中旬から8月上旬である。...
麦跡転換畑における浅耕うね立て同時播種技術による大豆の苗立ち・初期生育の安定化
要約 麦跡転換畑の大豆栽培において、一工程で浅く耕耘するとともにうねを立てながら播種する「浅耕うね立て同時播種技術」により、湿害が回避され、出芽が安定し初期生育も確保される。 キーワード ダイズ、播種...
積雪地帯における立毛間播種機を利用した大豆・小麦2年3作技術体系
要約 立毛間播種機と積雪地帯特有の気象を考慮した立毛間播種栽培管理技術の組合せにより、積雪地帯でも大豆・小麦2年3作栽培ができる。作成したマニュアルでは、栽培管理技術、立毛間播種機の特長、経営モデル、...
立毛間播種により大豆・小麦3年5作栽培をする際の雑草管理の要点
要約 水田転換畑における大豆・小麦立毛間播種栽培では、2作目小麦の雑草量が3作目以降の雑草量に大きく影響する。3年5作期間中において、小麦茎立後や小麦収穫前(大豆播種直前)の中耕、大豆畦間処理除草剤の...
大豆・小麦立毛間播種栽培2年3作の生産技術体系および導入モデル
要約 立毛間播種機を用いて、大豆・小麦を2年3作するための生産技術体系である。負担面積を勘案して、10ha規模の生産技術体系とする。1作目大豆と3作目大豆の作期が一旬ずれるため、負担面積の2倍の作付が可能で...
要約 極早生大豆「ユキホマレ」、小麦「ネバリゴシ」を用いることにより、岩手県北地域でも大豆・小麦立毛間播種栽培の2年3作が可能である。 キーワード ダイズ、コムギ、立毛間播種 背景・ねらい 大豆・小麦立...
要約 小明渠作溝による広高畦化と浅耕播種を組み合わせることでクラスト形成が抑制され、排水性が改善して麦跡ダイズの湿害が軽減される。これを実現するため開発した作業技術として、乗用管理機もしくはトラクタ...
要約 大豆・麦立毛間播種栽培体系において要求される1条1列の大豆播種と1条2列の麦播種の両方を、切り替えて作業可能な施肥播種ユニットである。従来の播種ユニットに比べて全幅が小さいので、前作物への接触...
市販ロータリを用いた有芯部分耕による転換畑大豆作の収量性向上
要約 市販ロータリ耕起爪の一部の取り外しや付け替えにより、播種条直下に不耕起部分を残した有芯部分耕が可能となる。水稲後作の大豆作では、不耕起部の土壌含水率の変動が小さいために過湿や過乾燥になりにくく...
ベンタゾン液剤による東北地域ダイズ主要品種の初期薬害と収量への影響
要約 ベンタゾン液剤による東北地域ダイズ主要品種の薬害程度は品種によって大きく異なる。感受性の高いタチユタカの初期薬害は、処理後2日間の日照時間が長いほど強くなり、処理3週間後の生育抑制率が60%以上...
要約 大豆を不耕起栽培すると、耕起栽培と比較して栽培後期の一年生イネ科雑草の優占度が高く、一年生広葉雑草の優占度が低くなる。その要因として、イネ科雑草の出芽数が多く、広葉雑草の出芽数が少ないことがあ...
要約 簡単な改造を加えた市販の播種機で寒冷地における大豆・麦の3年5作を可能とする栽植様式と作業体系である。合理的な条間設定により播種・管理作業が行い易く、播種作業能率が高い。麦収穫時の大豆踏圧害も...
要約 野外に設置した網室内で、ホソヘリカメムシ成虫は越冬場所として想定される4基質を、スギ落葉>枯れたイネ科雑草>広葉樹落葉>小石の順に選好する。 キーワード ダイズ、子実害虫、ホソヘリカメムシ、越冬...
要約 基肥施用10gN/m2により生育初期の根粒着生を強く制限しても、開花期には新たに根粒が着生し、根粒窒素固定機能が回復し良好に作用するため、無肥料条件で生育初期から根粒着生した場合に比べ同等以上の収量...
ベンタゾンを茎葉処理した大豆品種エンレイ・タチユタカの初期薬害症状と収量
要約 ベンタゾンは、大豆の展開した葉に初期薬害症状(薬斑、黄化・褐変、縮葉)を引き起こす。その程度は品種間で差があり、タチユタカはエンレイよりも初期薬害の程度が大きく現れ、回復が遅い。しかし、両品種と...
要約 転作大豆ほ場における帰化アサガオ類の発生は1996年頃から急激に拡大しており、転作が3年間固定される地域で多くなっている。ほ場内の発生に前作は関係なく、前作水稲の場合であってもアサガオは多発し、難...
殺虫剤エチルチオメトンの播種時処理は除草剤ベンタゾンによるダイズの薬害を激化させる
要約 殺虫剤エチルチオメトンをダイズ播種時に処理し、生育期に除草剤ベンタゾンを茎葉処理すると、両剤の処理間隔が1ヶ月程度あっても激しい薬害を招く。イミダクロプリド等の非有機リン系殺虫剤とベンタゾンと...
要約 麦わらが土面を覆う条件下で、大豆用土壌処理除草剤の多くは残草量対無処理区比1%未満の高い効果を示すが、DCMU水和剤およびCAT水和剤の効果は著しく劣る。麦わら被覆条件下で高い除草効果を有する3種類の...
平行棒式コンケーブによる大豆の汚粒および脱穀・選別損失低減技術
要約 軸流コンバインによる大豆収穫作業において脱穀部シリンダ回転軸と平行に丸棒を配置した平行棒式コンケーブの棒間隙を広くすることによって茎莢の通過性および子実の漏下性を向上させることができ、汚粒およ...
要約 大豆・麦立毛間播種栽培体系において要求される1条1列の大豆播種と1条2列の麦播種の両方を、切り替えて作業可能な施肥播種ユニットである。従来の播種ユニットに比べて全幅が小さいので、前作物への接触...