要約 水田土壌から大気中に二酸化炭素(CO2 )が放出される。湛水期間の CO2 放出量は僅かであるが、夏期の中干しから水稲収穫までの期間に多くの CO2 が放出され、この期間の...
焼酎廃液濃縮液を活用した春ダイコン-焼酎原料用サツマイモ畦連続使用栽培
要約 春ダイコン収穫後、マルチ被覆畦を連続使用してサツマイモ「コガネセンガン」の栽培が可能であり、牛ふん堆肥連用畑で春ダイコン作付前に焼酎廃液濃縮液を施用すると、それ以降無施肥で春ダイコン、サツマイ...
要約 十勝地方では、耕作放棄地を含む不耕作地の8割以上が、平野部周辺の丘陵地帯や中山間地に位置し、放棄前の利用形態は牧草地である。土壌化学性は、圃場間で変動しており、特に有効態リン酸の少ない圃場が多...
トウモロコシは不耕起栽培でも耕起栽培と同等の収量性が得られる
要約 黒ボク土圃場で不耕起栽培されたトウモロコシの初期生育、耐倒伏性、雌穂重割合、乾物収量は耕起栽培のそれらと同等であり、4年程度の継続であれば収量性に顕著な低下はみられない。また、不耕起栽培時の雑...
要約 作目により生産履歴の記入項目数は5倍以上の開きがあるため、生産履歴作成技術を導入する場合、作成負担の大きな作目からの導入が効果的である。IT利用型の生産履歴作成技術は作付け面積が大きい、50歳代以...
大豆・小麦立毛間播種栽培2年3作の生産技術体系および導入モデル
要約 立毛間播種機を用いて、大豆・小麦を2年3作するための生産技術体系である。負担面積を勘案して、10ha規模の生産技術体系とする。1作目大豆と3作目大豆の作期が一旬ずれるため、負担面積の2倍の作付が可能で...
要約 移植用シバ苗を早期育成する場合は、無加温ビニールハウス内の高床で3月末から育苗すると5月中旬に移植可能苗は37.5%に達し、5月下旬にはハウス内の高床、地面ともに40%台になる。露地育成では、3月中旬か...
シロクローバを用いたリビングマルチのトウモロコシに対する雑草防除効果と地力向上効果
要約 シロクローバを被覆植物としたリビングマルチ栽培を行うと、飼料用トウモロコシの雑草は除草剤なしで防除できる。また、シロクローバが窒素とリン酸の肥沃度を向上させるため、化成肥料の施用量を低減できる...
シロクローバを用いたリビングマルチのトウモロコシに対する雑草防除効果と地力向上効果
要約 シロクローバを被覆植物としたリビングマルチ栽培を行うと、飼料用トウモロコシの雑草は除草剤なしで防除できる。また、シロクローバが窒素とリン酸の肥沃度を向上させるため、化成肥料の施用量を低減できる...
要約 小麦の成熟期や収穫が遅れたり降雨等で圃場条件が悪く、小麦収穫後大豆の適期播種が不能と予想される場合、小麦収穫前に慣行播種量の1.5~2倍の大豆を小麦立毛間に散播し、小麦収穫時に切断麦稈で被覆すると...
要約 そばの安定多収には、リン酸と窒素に重点をおいた施肥や、輪作体系に組み入れた栽培が有効である。施肥量の多い野菜後の1作目は無施肥でも良いが、養分吸収量の多い飼料作物の後作や、そばを連作する場合に...
集落営農型法人の経営受託水田における作業別対応方式と米生産費
要約 中山間地域においても、集落営農型法人の保有労働力を十分活用していく形での作業別対応方式が確立できれば、農地の面的維持とともに、保有機械1台当りの稼働面積の拡大による米の低コスト生産が可能になる...
要約 桑園への化学肥料代替として年間窒素成分34kg/10a等量の牛糞堆肥の投入によって、10a当たり年間条桑収量3トンを確保し、肥培管理経費が節減できる。 背景・ねらい 西南暖地において安価に入手できる牛糞堆肥...
田面水の水質およびトリハロメタン生成能に及ぼす肥培管理の影響
要約 代かき・移植・除草などの土壌撹拌や鶏糞の施用は,田面水の溶存態有機物濃度(DOC)を高め,浄水処理の際の塩素消毒でのトリハロメタンの生成能(THMFP)を高めた。塩化アンモニウム系の肥料および鶏糞の...
アルファルファの根粒菌加工種子の利用と草種の組合せによる定着技術
要約 リゾコート加工種子の使用によってアルファルファの導入初期の発芽定着が良好となり、雑草の侵入を抑制して収量が増大した。また、エン麦との草種組合せは雑草の侵入割合が少なく、アルファルファの定着促進...