要約 水稲作で問題となる雑草イネ・漏生イネの防除に有効な技術について、利用方法や効果等を解説したマニュアルである。現地実証試験の概要や除草経費についても掲載し、生産者が防除技術を導入する際に活用でき...
要約 雑草イネは直播栽培の難防除雑草であり移植栽培では問題にならないとされてきたが、実際には2000年以前から広い地域で発生しており、むしろ移植栽培の履歴しかない地区での発生が多い。移植栽培においても雑...
水稲・大豆作における新たな難防除雑草の早期発見・被害軽減総合対策技術
要約 雑草イネの赤米混入被害は、水田での雑草イネの早期発見と総合対策により軽減できる。圃場周辺の帰化アサガオ類は、年3回の適期防除により大豆畑への侵入を防止できる。アレチウリ等の警戒すべき帰化雑草も...
要約 長野県で発生した雑草イネ(トウコン)は、触診では出穂後約2週間目から脱粒する籾が確認され、自然脱粒は出穂後約2週間~1ヶ月の間に起こる。脱粒籾は80%以上の発芽能力を有する。よって、手取り除草は...
要約 水稲の直播栽培で増加し、出荷米に混入し問題化している雑草イネ(脱粒性の赤米・トウコン)の防除は、移植栽培に転換しトウコンに有効な初期剤+中期剤の体系処理を行うこと及び晩植が有効で、初期剤または...
要約 三重県における水田雑草の残草実態を調査した。ノビエの大部分がイヌビエである。ミゾハコベ、アゼナ類はスルホニルウレア系除草剤抵抗性生物型の残草が確認される。セリの残草水田は30%と多く、その他の多...
マレイシアの直播水稲栽培における雑草イネ(padi angin)の生態と防除
要約 1989年以降マレイシアの直播水稲栽培で問題になっている雑草イネの発生実態と雑草害を整理し、その形態変異と生態的特性から、耕種的な防除方法を明らかにした。 背景・ねらい マレイシアの水田では1980年代...