北部九州におけるべんがらとモリブデン化合物で種子を被覆した水稲湛水直播
要約 北部九州において、べんがらとモリブデン化合物などの混合粉を被覆した水稲種子を湛水土壌中に直播することで、従来法に劣らない十分な苗立ちと収量が得られる。従来法に比べて被覆資材量が少ないため、被覆...
スクミリンゴガイは低温順化や非湛水条件により冬期に耐寒性が高まる
要約 スクミリンゴガイは越冬時に耐寒性が高まる。耐寒性は、非湛水条件や低温順化処理によって高まる。 キーワード スクミリンゴガイ、耐寒性、低温順化 背景・ねらい スクミリンゴガイは西日本を中心にイネの重...
要約 乾土状態でのスクミリンゴガイの生存期間を実験的に調べた結果、生存率には貝のサイズや潜土の有無が影響し、完全な乾燥状態では大貝の一部が最長11ヶ月、湿潤状態では中・大貝のごく一部が29ヶ月以上生存し...
要約 水田転作にダイズを栽培すると、翌年のスクミリンゴガイ密度は著しく減少し、水稲の湛水直播や移植栽培を貝がいない場合と同じように行っても被害を回避できる。 キーワード スクミリンゴガイ、被害、輪作、...
要約 シラス土壌における湛水直播の落水出芽では、シラス土壌は透水性が良いため、土壌水分の減少が早く、土壌表面が硬くなりやすい。過度の土壌乾燥は、土壌表面硬度を高め、出芽を阻害する。播種後の土壌へ水分...
要約 ペットボトルを用いてスクミリンゴガイのトラップを作製した。本トラップにより調査地を攪乱しないで省力的なスクミリンゴガイ個体群密度推定ができる。九州農業試験場・地域基盤研究部・害虫生態制御研究室...