要約 野茶研04号は普通煎茶の製法で、特徴的な甘い花の香りと滋味に優れた系統である。「さえみどり」並みの早生で、花の香りを有する「そうふう」と比べ、収量が多く、香気と滋味が優れる。 キーワード 野茶研04...
要約 枕系56-01は機能性成分であるG-ストリクチニンおよびテオガリンを高含有するチャ系統である。これら成分は新芽の心や第一葉など葉齢が若い部位に多く含まれる。 キーワード 緑茶品種、枕系56-01、機能性成分...
粗飼料用オオムギの穂形状は黒毛和種育成牛の嗜好性に影響を及ぼす
要約 ホールクロップ利用において、無芒および三叉芒のオオムギは硬い芒がないため、通常の芒を持つオオムギに比べて、黒毛和種育成牛の嗜好性が高い。 キーワード 粗飼料用オオムギ、穂形状、嗜好性、黒毛和種育...
草本系バイオマス作物の育種素材としてのオギ遺伝資源の探索収集とその特性
要約 北海道から九州までの河川敷等の湿潤な環境を中心に、平野部から山間地まで多様な環境に自生するオギ栄養体304点を探索収集、保存している。出穂始日や形態的特性について系統間に変異がみられ、ススキとの...
要約 「璃の香」は、露地栽培でかいよう病の発生が少なく、豊産性のレモン新品種である。大果で、果肉歩合が高く、無核果生産も可能で、加工用カンキツとして利用が期待できる。 キーワード レモン、新品種、かい...
要約 搾乳場排水の処理を目的とした伏流式縦型人工湿地では、低温下でも有機物及び窒素の除去が行われる。しかし、窒素の硝化は低温下では小さく、ろ過により湿地内に物質が蓄積している。 キーワード 酪農、排水...
要約 小麦「ゆきはるか」は「キタカミコムギ」より、エキステンソグラムにおける生地の力の程度が弱く、スポンジケーキの比容積と官能評価点に優れ、製菓適性が高い薄力小麦品種である。穂発芽性がやや難で収量性...
グルテンの質が強靱で難穂発芽性の硬質小麦新品種「銀河のちから」
要約 小麦「銀河のちから」はグルテンの質が強靱で、「ゆきちから」と比べて製パン適性が優れ、中華めん適性は色相がやや劣るが食感は同程度に優れる。播性はⅣで縞萎縮病に強く、穂発芽性は「難」で、寒冷地の気...
要約 夏季が高温多照となる温暖地西部において、新規需要米多収品種は一般品種より2~5割の多収を示す。「タカナリ」「北陸193号」は1t/10aの多収能力を示すが、日射条件により籾数や登熟が変動し易い。一方「ミ...
DREB1Aは糖代謝酵素群、DREB2Aは分子シャぺロン群を特異的に制御する
要約 DREB1Aは糖代謝酵素群、DREB2Aは分子シャペロン群を特異的に制御し、スターチ分解酵素遺伝子やスクロース代謝関連酵素遺伝子の転写制御を介したスクロースやラフィノース等の蓄積量の増加が、DREB1A過剰発現...
ラフィノース合成系酵素遺伝子の導入によるイネの低温耐性向上効果
要約
スクミリンゴガイは低温順化や非湛水条件により冬期に耐寒性が高まる
要約 スクミリンゴガイは越冬時に耐寒性が高まる。耐寒性は、非湛水条件や低温順化処理によって高まる。 キーワード スクミリンゴガイ、耐寒性、低温順化 背景・ねらい スクミリンゴガイは西日本を中心にイネの重...
要約 ラナンキュラスは、球根を低温処理して年内に開花させると、耐寒性が強いことから、冬期屋外でも1株から多数の花が連続して開花し、長期間観賞できる。新たな秋冬期の花壇用苗物として利用できる。 キーワー...
要約 イネ幼苗期の低温耐性と茎葉伸長に関与しているリン酸化能を有するカルレティキュリンを単離した。そのカルシウム情報伝達系において相互作用するタンパク質あるいはカルシウム依存性プロテインキナーゼ遺伝...
要約 高温誘導性遺伝子 APXa と sHSP17.7過剰発現は、ともに複数のストレスに対し て、イネの耐性を高める効果があり、特に、sHSP17.7過剰発現は、高・低温耐性、乾燥 耐性、UV 耐性及び塩ストレス耐性の全てを高...
要約 シロイヌナズナ由来の転写因子遺伝子(DREB1A )をコマツナに導入することで、凍結、乾燥、塩ストレス耐性をもつ植物を作出することができる。この形質転換系統を利用して、交雑により遺伝子組換えが困難な...
要約 高温誘導性遺伝子APXa とsHSP17.7過剰発現は、ともに複数のストレスに対して、イネの耐性を高める効果があり、特に、sHSP17.7過剰発現は、高・低温耐性、乾燥耐性、UV耐性及び塩ストレス耐性の全てを高める...
要約 ユズ果皮の水溶性中性画分にはアブシジン酸のb-D-グルコピラノシルエステルが含まれ、メヒシバ、ノゲシ、シロザなどの雑草やレタス、トマト、セルリー、ズッキーニなど多種植物の発芽や生長を阻害する。 キ...
収量、収穫ロス、予乾速度及びロールベール調整時の含水率からみたライムギの適正播種量
要約 ソルガム-ライムギ周年ロールベール体系において、ライムギを散播栽培する時の播種量は、収量、倒伏に伴う収穫ロス、収穫後の予乾速度、ロールベール調製時の含水率等を踏まえると、10aあたり4~6kgが適正...
要約 既存の法面において、除草剤散布後にセンチピードグラス(暖地型シバ草)をセル苗で移植し、1年目に数回の草刈りを行うと、2年目以降は除草剤のスポット処理を中心とした省力管理が可能な植生に転換できる。...