タイトル | たい肥施用による硝酸態窒素溶脱量の分布推定 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2007~2011 |
研究担当者 |
塩野隆弘(企画チーム) 亀山幸司 宮本輝仁 中川陽子(重点研究支援者) 島武男(土地資源研究室) 藤家里江(重点研究支援者) 凌 祥之 |
発行年度 | 2008 |
要約 | たい肥や化学肥料を施用した圃場や点源などからの硝酸態窒素溶脱量を,GISと窒素・炭素の動態モデルを組み合わせて推定する。この手法により,バイオマスを利用した場合の地下水保全効果について評価することが可能である。 |
キーワード | 宮古島、地下水、硝酸態窒素、バイオマス、環境負荷 |
背景・ねらい | 地下水における硝酸態窒素濃度の環境基準超過は深刻な問題であり,特に化学肥料や畜産ふん尿など農業活動に由来する汚染も少なからず,排出量の削減を求める意見も多い。たい肥の利用促進や畜産ふん尿の適切な変換と利用など,バイオマスの適正利用を通じ,硝酸態窒素溶脱量の抑制を進める必要がある。そこで本研究では,GIS手法と窒素・炭素の動態モデル(DNDC,Composition model,Li et al.,1992)を組み合わせて,事例として沖縄県宮古島の地下水集水域における硝酸態窒素溶脱量を推定し,その分布を表示する。この手法を用いて,地下水の保全を目的とした作物導入やバイオマス利用の影響を事前に評価でき,地下水集水域管理のツールとしての活用が期待される。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 肥料 さとうきび 施肥 肉牛 |