タイトル | 低温糊化性でん粉を有するでん粉用カンショ新品種「こなみずき」 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2003~2009 |
研究担当者 |
吉永 優 片山健二 甲斐由美 境 哲文 中澤芳則 |
発行年度 | 2009 |
要約 | カンショ「こなみずき」はでん粉の糊化温度が一般品種のでん粉より約20℃低い。この低温糊化性でん粉はゲルの離水率や硬度が低く、耐老化性に優れ、高分解性である。いもの収量およびでん粉歩留は「シロユタカ」並で、線虫にも強い。 |
キーワード | サツマイモ、低温糊化性でん粉、耐老化性、線虫抵抗性 |
背景・ねらい | カンショでん粉の約8割は異性化糖などの糖化原料に使われており、輸入トウモロコシを原料とする安価なでん粉との競合にさらされている。カンショでん粉の付加価値を高め、食品向けのでん粉需要を拡大することは、カンショを基幹作物とする南九州畑作農業やでん粉産業の活性化にとって重要である。しかし、既存品種のでん粉はバレイショでん粉などに比べると加工適性に特徴がない。そこで、でん粉ゲルの耐老化性が優れた低温糊化性でん粉をもつ高でん粉・多収のでん粉原料用新品種を育成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 加工 加工適性 かんしょ 新品種 抵抗性 とうもろこし ばれいしょ 品種 |