タイトル | 北海道における赤さび病抵抗性準同質遺伝子系統の評価 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2003~2005 |
研究担当者 |
田引 正 西尾善太 伊藤美環子 長澤幸一 山内宏昭 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 硬質春まき小麦「Thatcher」の赤さび病抵抗性準同質遺伝子系統の本病発生程度および品質の評価結果から、北海道で赤さび病に対する有用遺伝子源として活用できるものはLr9、Lr18等を有する11系統である。 |
キーワード | コムギ、赤さび病抵抗性遺伝子、Thatcher、準同質遺伝子系統 |
背景・ねらい | 赤さび病は北海道ではコムギの重要病害の一つであるが、近年薬剤防除の徹底により目立った被害はみられていない。しかし、高温年等赤さび病の発生が多い年次では、適期防除を逸した場合収量および品質の低下することが危惧されている。また、抵抗性品種の罹病化もおきているが、赤さび病について北海道では十分な研究は行われていない。そこで、種属間交配等によりカナダで育成された、硬質赤粒春まき小麦「Thatcher」を反復親とする赤さび病抵抗性準同質遺伝子系統を供試して、圃場における赤さび病の発生程度を調査する。さらに、品質特性等を評価し、北海道における赤さび病抵抗性育種に利用できる有用遺伝子を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 育種 小麦 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性品種 防除 薬剤 |