タイトル | 渋皮が簡単に剥ける早生のニホングリ新品種「ぽろすけ」 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 |
研究期間 | 2004~2016 |
研究担当者 |
齋藤寿広 髙田教臣 澤村豊 西尾聡悟 平林利郎 佐藤明彦 加藤秀憲 尾上典之 内田誠 |
発行年度 | 2016 |
要約 | 「ぽろすけ」は「ぽろたん」より1週間程度早く収穫される早生の易渋皮剥皮性品種である。「ぽろすけ」と「ぽろたん」は相互に受粉樹として利用できるため、両品種のみを植栽すれば、渋皮の剥けやすい果実を安定生産することが可能である。 |
キーワード | ニホングリ新品種、易渋皮剥皮性、早生、受粉樹 |
背景・ねらい | 2007年に品種登録されたニホングリ「ぽろたん」は、渋皮が簡単に剥けるという画期的な特性から全国で普及が進んでいる。しかしながら、これまで易渋皮剥皮性品種は本品種のみであったことから、渋皮の剥けやすい果実を収穫できる期間は「ぽろたん」の収穫期間である2週間程度に限られ、渋皮の剥けやすいクリの生産拡大を図る上での障害となっていた。また、クリは自家不和合性であるため結実を確保するためには受粉樹が必要であるが、「ぽろたん」の受粉樹として利用可能な品種はすべて渋皮剥皮が困難であったことから、受粉樹によっては渋皮の剥けにくい果実の混入が避けられないという問題があった。そこで、「ぽろたん」とは収穫期が異なり、かつ「ぽろたん」の受粉樹として利用可能な易渋皮剥皮性品種を育成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nifts/2016/16_030.html |
カテゴリ | 病害虫 加工 くり 受粉 新品種 生産拡大 茶 苗木生産 品種 防除 |