タイトル | 直播栽培適性が高い焼酎用カンショ新品種「スズコガネ」 |
---|---|
担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2004~2016 |
研究担当者 |
境哲文 高畑康浩 甲斐由美 小林晃 吉永優 片山健二 藤田敏郎 岩井謙一 藤田剛嗣 宮川光世子 河野邦晃 小境敏輝 伊川秀治 |
発行年度 | 2017 |
要約 | カンショ「スズコガネ」は種小いもを圃場に直接植え付ける省力的な直播栽培に適しており、貯蔵性に優れ、線虫抵抗性を備える。焼酎製造時の純アルコール収得量は「コガネセンガン」と同等以上であり、焼酎の官能評価も優れる。 |
キーワード | カンショ、直播栽培、焼酎用、貯蔵性、線虫抵抗性 |
背景・ねらい | 通常、カンショ生産は種いもを苗床に伏せ込み、育苗した苗を圃場に植え付ける挿苗栽培で行うが、収穫作業の機械化が進むのに対して、種いも伏せ込みから挿苗までの作業は機械化がほとんど進んでいないのが現状である。2015年の10aあたり労働時間はでん粉用カンショが59.2時間で、同用途のバレイショの8.5時間と比較し格段に多い。大規模化、生産法人化が急速に進むカンショ産地では、省力化技術の開発が喫緊の課題であり、その一手法として種小いもを直接圃場に植え付ける直播栽培が挙げられる。しかし、これまでのカンショ品種では植え付けた種いもが再肥大しやすく、子いも収量の減少や再肥大した種いも(親いも)による収穫物の品質劣化を招くなどの問題が生じる。そこで、育成地では、直播栽培時の種いもの再肥大程度が小さく、用途適性にも優れる品種の育成を進めてきた。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/karc/2017/karc17_s06.html |
カテゴリ | 病害虫 育苗 かんしょ 機械化 雑草 直播栽培 省力化 新品種 大規模化 抵抗性 ばれいしょ 品種 防除 |