タイトル | 早生・短稈で製パン性に優れる硬質小麦新品種「はるみずき」 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 西日本農業研究センター |
研究期間 | 2007~2018 |
研究担当者 |
高田兼則 谷中美貴子 伴雄介 加藤啓太 石川直幸 船附稚子 池田達哉 |
発行年度 | 2018 |
要約 | 「はるみずき」は「せときらら」より早生で、短稈で倒伏に強い硬質小麦である。収量は「せときらら」と「ミナミノカオリ」の中間のやや多収であり、蛋白質含量は「せときらら」より高い。小麦粉の生地物性が強く、製パン性に優れる。 |
キーワード | 小麦、早生、短稈、製パン性 |
背景・ねらい | 一般に小麦は、子実収量が多くなると子実の蛋白質含量が低下する。パン用小麦品種「せときらら」は製パン性に優れるが、子実収量が多くなるために蛋白質含量が高まりにくく、そのため、製パン性を十分に発揮できないことがある。また、稈長がやや長いため生育状況によっては倒伏する危険があり、生産者や実需者からは、倒伏しにくく、多収で、安定して子実の蛋白質含量が多く、製パン性の優れた品種が要望されている。そこで、短稈化により耐倒伏性を改良し、収量性を「せときらら」より低減して蛋白質含量を増加させ、また、製パン性のさらなる向上のため小麦粉の生地物性を強めた品種を育成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/warc/2018/18_023.html |
カテゴリ | 萎縮病 うどんこ病 小麦 新品種 抵抗性 品種 |