実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ小麦品種の育成
摘要 コムギでは、現地栽培試験や実需者の評価等によりパン用2 品種、日本めん用1 品種で許諾契約を獲得したほか、実需者等の要望により北海道で1 品種が産地品種銘柄設定に申請された。DNAマーカーを利用して、...
摘要 1)休眠関連遺伝子の解析に関しては、大麦の休眠遺伝子SD2について、連鎖解析により遺伝子の候補領域を30kbに絞り込んだ。2)穂発芽耐性形質の発現・制御機構の解明に関しては、突然変異処理を行った「タ...
低リパーゼ活性稲品種のゲノム育種のための分子マーカー及び育種素材の開発
摘要 トリアシルグリセロール(TAG)を分解する活性を指標にリパーゼ精製を進め、Similar to mRNA-associated protein mrnp41 を同定し、TL-1a,1b及び2の3つの活性画分の存在を認め、順次、精製と内部アミノ酸配...
摘要 1)小麦穂発芽抑制遺伝子候補(TMS2)を小麦種子に遺伝子導入して高発現させたところ発芽が抑えられた。この発芽抑制は、ジベレリンによる休眠打破で解除された。これにより、このTMS2遺伝子が穂発芽を抑制...
低リパーゼ活性稲品種のゲノム育種のための分子マーカー及び育種素材の開発
摘要 部分精製した小麦胚芽リパーゼに対する抗体”As3698”を作製し、リパーゼ活性を有するタンパク質とほぼ同じ分子量のタンパク質を認識した。また、As3698は米胚芽抽出液中のリパーゼ活性を有するタンパク質とほ...
摘要 1)小麦の種子休眠関連遺伝子については、19年度に行った網羅的遺伝子発現解析により絞り込んだ候補遺伝子のうち、2つについて、その塩基配列から推定される機能、および染色体上の座乗位置から、休眠性遺...
摘要 1)麦類の穂発芽耐性に関与する遺伝子の単離、機能解析を目指し、異なる2つの温度で登熟させた小麦の種子を実験材料に用い、2つの材料間でのマイクロアレイによる網羅的遺伝子発現比較を行うことにより、小...