多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 北海道向け飼料稲品種である「きたあおば」の欠点であった耐冷性、いもち病抵抗性等の特性を改良し、収量性が「きたあおば」と同等以上でそれぞれ出穂期の異なる極多収飼料稲系統を4系統選抜した。4系統のう...
e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発
摘要 1)フルクタン等の低温耐性に関する機能の解明については、小麦由来フルクタン合成酵素遺伝子が導入された稲では、穎花に蓄積したフルクタンが低温下での穎花へのショ糖の転流不足と単糖供給不足を補うこと...
e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発
摘要 1)小麦由来のフルクタン合成酵素遺伝子を発現させることにより、穂ばらみ期耐冷性が向上した形質転換イネを用いてその機能を解析した。その結果、低温下で糖転流及びショ糖分解酵素遺伝子の発現が減少する...
1 牧草(ペレニアルライグラス)の新品種開発 4 育種方法に関する試験
摘要 1)解析集団K7/N4及びA12/R10を用いたQTL解析: K7/N4及びA12/R10については、SSRマーカーを用いた連鎖解析を現在行っている。耐寒性の検定については、どちらの集団も、正規分布に近く、QTL解析可能だと思...