摘要 11年度は泌乳形質関連遺伝子のうち乳脂肪球膜上および乳中で確認されているタンパク質をコードしている遺伝子のクローニングと塩基配列解析を行った。PCR産物をプラスミドベクターに組み込み、500b...
摘要 乳牛父牛毎の多くの家系またDNAマーカーの欠測に対応できるゲノム上の量的形質遺伝子座位置を推定する手法を開発した。乳牛父牛の遺伝子型と環境との交互作用を考慮した遺伝能力評価法を開発した。家系情...
摘要 北農試牛群を乳量、乳タンパク質率、乳脂肪率の育種価で上下位群に分け、マイクロサテライトDNAマーカーの遺伝子頻度を比較したところ、乳タンパク質率で上下位群との間にMAF46(第1染色体)、CS...
摘要 乳中ムチンタンパク質(MUC1)遺伝子のエクソン内に存在する60bpを1単位とするミニサテライトDNA領域を解析しその多型を検出した。
摘要 DNAマーカーを用いて産乳形質に関連した遺伝子を発見するにあたり祖父牛のマーカー相が不明なことが、その発見の大きな障害であった。そこで、そのマーカー相の推定を子孫へのマーカーでの分離から推定す...
摘要 カッパーカゼイン(k-CN)とウシ白血球粘着不全症(BLAD)について、生産現場での活用が可能な遺伝子型同時判定法を作った。本法により一般牛群を判定し、牛群毎のk-CNの遺伝子型頻度割合とBL...
摘要 乳牛の選抜淘汰が実際に行われている育種現場で、産乳形質に関連した遺伝子を発見するための遺伝子捜索アルゴリズムを開発した。本法は、種雄牛がもつヘテロの産乳形質遺伝子にリンクしたDNAマーカーの娘...
乳牛の生涯生産性に関与する形質の遺伝的能力推定法とその選抜指標作成法の開発(210)
摘要 H牛群において搾乳牛が何日間滞在したかという日数と乳房炎発症の有無について調査し、その遺伝特性について分析した。平均牛群滞在日数は2070日、乳房炎発症率は35%であった。牛群滞在日数と乳房炎...
摘要 マウスミエローマ細胞とウシリンパ球の雑種細胞クローンで、ウシ染色体を識別するのにChromomycin A3が優れていた。再融合クローン株では20本以上のウシ染色体が残っていた。16種のDNA...
DNA多型等を利用した泌乳特性に関する遺伝標識の解析(213)
摘要 ウシ染色体について約1000座位のDNAマーカー情報を収集整理した。14本の染色体について28遺伝子座位を解析したところ、24遺伝子座位で変異が確認された。乳蛋白質率育種価の高低とマイクロサテ...
摘要 乳用牛の生産性形質を支配する遺伝子を検討するためにDNAマーカーについの諸情報をデータベース、文献などより収集し整理した。一部のDNAマーカーについては最適な検出条件の検討を行い検出感度を高め...