| 課題名 | d.プリオン病の防除技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2010014931 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,動衛研,プリオン病研究チーム |
| 協力分担関係 |
東北大学 北海道大学 東京医科大学 長崎大学大学院 東北大学大学院 (独)農業生物資源研究所 地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部畜産試験場 徳島大学 エジンバラ大学 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | 1)プリオン病の診断技術の高度化のために異常プリオンたんぱく質PrPSc特異抗体を用いて、異種伝播におけるプリオンの馴化とPrPScの構造の推移を明らかにした。また、免疫組織化学的手法において抗原の賦活化法とPrPScの反応性の変化を抗体のエピトープレベルで明らかにした。2)BSE実験感染牛におけるPrPScの体内分布をPMCA法を用いて超高感度に解析し、発症末期には末梢組織でもPrPScが検出できることが明らかとした。BSE感染牛の小腸におけるPrPScの存在を免疫学的手法により示した。非定型BSE実験感染牛におけるPrPScの組織分布を明らかにし、これまで不明であった非定型BSEプリオンの牛体内の蓄積部位を明らかにした。臨床症状末期の非定型BSE牛より生まれた産仔についてBSE感染が認められなかったことを報告した。3)プリオンの不活化技術と肉骨粉を含む家畜残さの肥料の有効利用を図るため、蒸製処理によるBSE感染性の減衰を定量的に分析するとともに、亜臨界水処理によってPrPScが不活化されることを明らかにした。また、肉骨粉処理工程では、プリオンたんぱくがほとんど不活化されないことを示した。4)羊スクレイピーの実験感染において、1頭のスクレイピー羊に性状の異なる複数のスクレイピー株が潜んでいることを明らかにし、宿主のプリオンたんぱく質以外の因子がこのプリオン株の選別に働くことを明らかにした。また、バキュロウイルス由来のPrPCを用いたPMCA法により、PrPScへの変換にはPrPCのGPIアンカーが必要であることを明らかにした。 |
| カテゴリ | 肥料 診断技術 羊 防除 |