課題名 | i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発 |
---|---|
課題番号 | 2006008469 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター 寒冷地野菜花き研究チーム |
協力分担関係 |
秋田県立大学 岩手大学 岡山大学 青森県農林総合研究センター 秋田県農林水産技術センター 岩手県農業研究センター (有)岩手園芸 葛巻林業(株) サカタのタネ (有)品川通信計装サービス |
研究期間 | 新規2006-2010 |
年度 | 2006 |
摘要 | (1)にんにくの周年出荷を目的にした長期保存時品質保持に必要な温度や乾燥条件を明らかにし、現地施設での貯蔵技術の指針になるデータを得ることができた。(2)新しい作型の開発に資するはくさい極晩抽性系統の選抜、心止まり性のクッキングトマト極早生系統の選抜およびねぎの抽だい特性の品種間差の検討を進め、加えてねぎの分げつ発生抑制のための選抜法の有効性を見出した。(3)ほうれんそうの低シュウ酸について、4回の選抜と集団採種を行った結果、その選抜効果が低いことを示した。(4)エアーチューブ型トンネルハウスが既存のトンネルハウスと比較して高い保温性能を有することを確認し、冬期野菜生産のための簡易施設としての利用可能性を示した。(5)きくの開花時期および品質に与える花芽発達段階ごとの温度や光の影響を明らかにして、障害発生要因の特定を進めた。(6)ゆり栽培品種の物質生産から見た適温が、涼温域に存在することを明らかにした。また、木質バイオマス培地の開発では、これまで廃棄されていた杉樹皮が植物培地素材として有望であることを示した。(7)キュウリホモプシス根腐病の感染と発病の関係や血清学的診断法を明らかにし、発生現場での診断に利用できるデータを得た。(8)りんどう「こぶ症」発症株の根部から分離されるMycobacterium属細菌について、接種試験による症状の再現には至らなかったが、PCRによる本属細菌の検出手法をほぼ完成させた。 |
カテゴリ | 乾燥 きく きゅうり 出荷調整 水田 トマト にんにく ねぎ 根腐病 はくさい 品質保持 品種 ほうれんそう 保存・貯蔵 ゆり 輪作 りんどう |