g.斑点米カメムシ類の高度発生予察技術と個体群制御技術の開発

課題名 g.斑点米カメムシ類の高度発生予察技術と個体群制御技術の開発
課題番号 2006008498
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター 斑点米カメムシ研究チーム
協力分担関係 秋田県農林水産技術センター
秋田県病害虫防除所
滋賀県農業技術振興センター
鳥取県農業試験場
鳥取県農業試験場
(独)農業環境技術研究所
千葉県農業総合研究センター
山口県農業試験場
富士フレーバー
山形県農業総合研究センター
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)アカヒゲホソミドリカスミカメの合成性フェロモンを水田に設置し、誘殺状況を把握することにより発生量を推定する発生予察手法を確立し、合成性フェロモンの市販まで結びつけた。また、発生予察にとどまらず、合成性フェロモンを交信攪乱に用いるための基礎的データが収集されるとともに、野外実験によりその可能性が示された。(2)アカスジカスミカメの雌成虫由来の揮発性3成分の混合物に雄成虫誘引活性があることをつきとめた。(3)クモヘリカメムシの生殖休眠覚醒条件が、雌では寄主植物の有無、雄では日長と温度と、雌雄で異なることを明らかにした。本種の寄主選択行動に化学因子の関与を認めた。また本種成虫の誘引源に対する誘引行動に雌雄差があることを明らかにした。(4)アカスジカスミカメ個体群は東北地方とそれ以外の地域では遺伝子構成が大きく異なり、東北地方が元来の生息地と推測された。(5)カスミカメムシ類は割れ籾の開口度に関わらず、若い登熟段階の籾を選好して吸汁することを明らかにした。
カテゴリ 病害虫 アカスジカスミカメ カメムシ 水田 性フェロモン 斑点米カメムシ 予察技術

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