m.栄養素による遺伝子発現調節機能の解明

課題名 m.栄養素による遺伝子発現調節機能の解明
課題番号 2006008529
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 分子栄養研究チーム
協力分担関係 (株)フリーデン
北海道大学
東京農工大学
三重大学
九州東海大学
千葉県畜産総合研究センター
岐阜県畜産研究所
福岡県農業試験場
熊本県農業研究センター畜産研究所
(株)熊本畜産流通センター
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)肥育豚において、増体成績を低下させることなく、筋内脂肪含量(IMF)を高くできるリジン濃度を明らかにするため、飼養試験データから回帰式を作成した。この式から、三元交雑(LWD)種肥育後期豚にリジン濃度0.43%の飼料を2ヵ月間給与すると、5.5%のIMFが期待できることを示した。また、コマーシャル農場における実証試験においても低リジン飼料の給与によりIMFが高まることを検証した。(2)メタン発生量を精密に推定するためにはメタン菌の密度とその構成に関する情報が必要である。プロトゾアの存在するウシおよび存在しないウシからのルーメン内容液について、メタン菌のもつ16SリボゾーマルDNA(16SrDNA)およびメチルコエンザイムMリダクターゼ(MCR)の配列を用いたクローンライブラリーを作成し、メタン菌の構成が異なることを明らかにした。また、ルーメン内のメタン菌種の解析に分子生物学手法が有効であることを実証した。(3)ブタMx1遺伝子にはいくつかの変異があり、西洋で品種となった豚の一部にはMx1遺伝子の最終エクソンに11塩基の欠損する個体がいる。そこで、Mx1遺伝子導入マウス細胞系においてインフルエンザ感染試験を行ったところ正常型と11塩基欠損型でウイルス増殖状況に違いが見られ、in vitroでは11塩基欠損型のMx1遺伝子は正常型に比べインフルエンザウイルス増殖を抑制する能力を大きく欠いていることを明らかにした。
カテゴリ 品種 豚

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