課題名 | i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発 |
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課題番号 | 200709491 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,寒冷地野菜花き研究チーム |
協力分担関係 |
秋田県立大学 岩手大学 岡山大学 鳥取大学 青森県農林総合研究センター 秋田県農林水産技術センター 岩手県農業研究センター 富山県野菜花き試験場 福島県農業総合センター 宮城県農業・園芸総合研究所 |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2007 |
摘要 | 1)はくさい極晩抽性品種では、晩抽性、結球性、越冬性の高いF1親候補を選定した。2)ゆり個体の光合成の最適温度は18~23℃である品種が多く、発蕾時と比較して開花時における葉面積当たり光合成速度および新鮮重当たり呼吸速度は低下することを明らかにした。3)ほうれんそうにおいて、シュウ酸含量が低い交雑後代が得られた。4)トマトの極早生系統の育成では、熟期が2週間早く草姿がコンパクトな個体を選抜した。5)短葉性ねぎの系統選抜では、組合わせ能力の優れたものを選抜した。6)にんにくのくぼみ症の発生には、氷点下貯蔵時の温度と貯蔵前の乾燥が影響することを明らかにした。7)保温性の高いエアーチューブ型トンネルハウスの基本仕様を完成させた。これによって、盛岡で厳冬期に外気温と比較して、夜間4℃以上、日中15℃以上高く維持することが可能となった。8)秋ぎく「神馬」では再電照期間中の温度が低いと異常花発生が抑制されること、夏秋ぎく「岩の白扇」について電照下でも早い生育段階で花芽分化する条件を明らかにした。9)杉の樹皮培地利用時に問題になる撥水は、界面活性剤の添加によって改善されることを明らかにした。10)土壌カラムを用いた実験系を考案し、株元から汚染土壌までの距離の違いがキュウリホモプシス根腐病発生に与える影響を明らかにした。11)Mycobacterium属細菌に対する免疫組織染色法を確立して生息部位を解析したところ、リンドウ「こぶ症」に特徴的な症状と本細菌の生息部位が一致することを明らかにした。 |
カテゴリ | 馬 乾燥 きゅうり 水田 トマト にんにく ねぎ 根腐病 はくさい 品種 ほうれんそう ゆり 輪作 りんどう |