q.有機性資源の農地還元促進と窒素溶脱低減を中心にした農業生産活動規範の推進のための土壌管理技術の開発

課題名 q.有機性資源の農地還元促進と窒素溶脱低減を中心にした農業生産活動規範の推進のための土壌管理技術の開発
課題番号 200709530
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,中央研,資源循環・溶脱低減研究チーム
農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,土壌環境指標研究チーム
農業・食品産業技術総合研究機構,近農研,広域農業水系保全研究チーム
農業・食品産業技術総合研究機構,野茶研,資源循環・溶脱低減研究チーム
農業・食品産業技術総合研究機構,畜草研,資源循環・溶脱低減研究チーム
協力分担関係 三菱総合研究所
農業環境技術研究所
茨城県農業総合センター
鉾田地域農業改良普及センター
宮崎県綾町有機農業開発センター
佐賀県農業研究センター
長崎県総合農林試験場
滋賀県農業技術振興センター
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター
滋賀県立大学
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)18年度に試作した窒素溶脱解析モデルSOILN-jpnに牛ふん堆肥や豚ぷん堆肥の分解特性パラメータを導入し、ほ場等で得られた実測データを用いて検証することにより、堆肥を施用した場合でも中長期間の硝酸溶脱を予測可能にし、研究者向けに公開・普及できるプログラムとして完成させた。2)土壌腐植含量の一定水準維持に必要な家畜ふん堆肥施用量と土壌養分の適正管理から見た堆肥の施用限界量を地域ごとに算出するツールを開発し、算出に必要な施肥基準や作物の養分吸収量データベースを構築した。3)重窒素標識家畜ふん堆肥を用いて堆肥由来窒素の畑地土壌残存率の経年推移をモデル化するとともに、不攪乱土壌を充填したモノリスライシメータにおける堆肥由来窒素の収支と溶脱経過を明らかにした。草地では、関東北部の集約酪農地帯中心部における年間の全窒素湿性沈着量は山間部に比べて12~17kg/ha多く、これが家畜ふん尿起源の窒素沈着と推定した。4)黒ボク土の硝酸イオン保持能を3時間以下の短時間で精度良く評価できる測定法を開発するとともに、窒素付加堆肥の養分含量、ほ場における窒素溶出特性、貯蔵中の成分安定性を明らかにし、作物栽培試験により窒素付加堆肥の肥料効果を検証した。5)閉鎖系水域の水質保全では、農地における旬別の窒素負荷量デ-タを用いて、窒素流出モデルにおける推定精度の向上を図るとともに、土壌の易分解性窒素保持量の簡便な定量法の開発等を行った。その結果、湧水と隣接する水田の土壌水の硝酸態窒素濃度の関係解明と湧水の濃度測定により、香川県二毛作水田地帯(集水域333ha)の硝酸態窒素排出量は38kg/haと推定された。また、ELISA法により土壌のリン酸緩衝液抽出性有機態窒素量をほぼ定量できることを明らかにした。
カテゴリ 有機農業 有機栽培 肥料 水田 施肥 データベース 土壌管理技術 二毛作 乳牛 豚

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