摘要 (i)立木凍結法・cryo-SEM法による結果、辺材から心材へと仮道管あるいは放射組織を介して半径方向に自由水が通導している可能性は低いと考えられた。(ii)心材・白線帯・辺材の同一生長輪単位での樹高方向分...
県産スギ材等を活用した強度性能の高い集成材生産技術・システムの開発
摘要 (i)県産スギ元玉・二番丸太(φ22~34cm)150本の丸太ヤング係数とそこから得られたラミナ942枚の強度相関性、および構造用集成材の製造効率について検討した。1)丸太段階での機械等級区分を行わずともE75-F2...
人と自然のふれあい機能向上を目的とした里山の保全・利活用技術の開発
摘要 目的:兵庫県下における里山林整備事業地において、里山林の低木・草本種の多様性を調査し、林床環境・林分構造との関係を明らかにする。成果:伐採強度と伐採後に再生する樹木の再生様式との関係を明らかに...
摘要 目的:渓流水の窒素濃度の測定を行うとともに人工衛星データを利用したリモートセンシング・地理情報システムを活用し、森林の窒素浄化機能を評価する。成果:森林の渓流水の全窒素濃度は伐採跡地渓流水およ...
摘要 目的:地域の特産穀類を原料にきのこ菌糸を用いて機能性の向上や穀類の消化、吸収性を高めた食品素材を開発する。成果:ヒラタケ菌を利用してキノコ麹を作成できた。
摘要 目的:但馬地域は県下最大のピーマン産地であり、国の指定産地となっている。しかし近年、夏期の高温傾向が続くことから果実品質の低下がみられるようになり、障害果の発生が増加し樹勢の衰えから収量も減少...
摘要 人家、道路等周辺の里山の防災機能を向上させるために、その整備後の維持管理手法を確立し、整備パターンごとに防災機能、生物多様性機能を評価する。成果:長谷川式土壌貫入計により風倒の危険性が高い樹木...
摘要 目的:針葉樹人工林を、自然災害に強いとされる針広混交林へ誘導するための手法を解明する。成果:成林後おおむね10年経過した針広混交林において広葉樹を植栽したギャップの大きさごとに植栽木の成長と生存...
松くい虫抵抗性アカマツを利用した環境に優しいマツ林再生技術の開発
摘要 目的:抵抗性アカマツ採種園構成クローンについて系統ごとの抵抗性の強度を評価し、採種園のレベルアップを図る。また、抵抗性の簡易検定法の開発、植栽木の生育状況調査を実施する。成果:県下各被害地から...
摘要 目的:ハタケシメジの県内栽培に向けて、県内のきのこ生産施設での野外栽培用菌床の作成およびビン栽培に向けて試験研究を進める。成果:県内産バーク堆肥が培地材料として使用可能なことを明らかにした。ま...
摘要 目的:施工条件ごとに、生物多様性に配慮した緑化工法を確立する。特に森林表土中に含まれる埋土種子に着目し、この埋土種子を用いた汎用性の高い緑化工法を開発する。成果:盛土法面、切土法面とも、森林表...
摘要 目的:伐採が予定されている林内にあらかじめ広葉樹を含めた多くの樹種により次代の後継樹を省力的な方法で成立させ、その植栽木が成長して下刈りが不要な大きさとなった段階で上木を伐採する施業体系を確立...
摘要 目的:水分や栄養分の吸収を助ける働きがある外生菌根を樹木の根につける技術を開発し、山火事跡地などの緑化困難地での緑化技術を開発する。成果:コナラ、アベマキ苗木へ菌根菌を感染できた。苗木の根端が...
農林水産業から排出される有機未利用資源の再利用技術(セルロース誘導体ハイドロゲルを副資材とした速成堆肥の開発)
摘要 目的:有機未利用資源の再利用として有効な素材を調査し、利用法を開発する。特に、新素材のセルロース誘導体ハイドロゲルを副資材として応用し、従来の副資材使用量を最小量とすることにより、短期間で品質...
摘要 目的:ひょうご牛乳の消費を拡大するため安全・安心な牛乳生産環境基準を策定し兵庫県産牛乳の優位性を確保したブランド牛乳を認定する。成果:生乳生産環境基準を策定するため、県内の良品質成分乳生産農家...