要約 ムギ類黒節病の防除には、種子消毒剤2剤、生育期散布剤1剤による薬剤防除、ハウス栽培、遅播き栽培による耕種的防除が有効である。これらの組み合わせにより、種子生産の段階に応じた防除体系が構築できる。...
要約 六条大麦(裸麦)に対する薬剤の開花期散布と開花10~20日後頃の追加散布により赤かび病菌によるかび毒蓄積の低減が期待できる。 キーワード 赤かび病、かび毒、六条大麦(裸麦)、デオキシニバレノール、ニバレ...
麦類における出穂後尿素葉面散布は赤かび病の発病とかび毒蓄積に影響しない
要約 蛋白質含有率向上を目的とした出穂後の硬質小麦および二条大麦への尿素の葉面散布は、赤かび病の発病とかび毒蓄積に影響しない。また、尿素を赤かび病防除薬剤と混合散布しても、薬剤の効果は低下しない。 ...
要約 チオファネートメチル(商品名:トップジンM)水和剤では散布後30分以降の降雨ならば防除効果の低下は少ない。粉剤では降雨強度が防除効果に強く影響し、弱い雨が2~3時間程度ならば再散布は必要ないが、強...
要約 プロピコナゾールを含む殺菌剤が付着した桑葉を3齢または4齢に食下した蚕は、三眠蚕が多発する。本薬剤が桑園に飛散した場合、散布13日以降は蚕に影響がない。 背景・ねらい 桑園の点在化にともなって野菜畑...
要約 麦あと湛直水稲栽培でのイチモンジセセリ(イネツトムシ)第2世代幼虫の発生量は同時期の移植水稲に比較して多く、6月上旬(大麦あと)より6月下旬(小麦あと)では更に多い。実測孵化日は、湛直栽培などの...