日本在来フリント種が持つトウモロコシ黒穂病抵抗性に関与するQTL
要約 日本在来フリント種由来自殖系統を用いた遺伝解析集団において、第1染色体短碗上に自然発病下と接種検定下に共通するQTLが存在する。近傍のDNAマーカーを選抜マーカーの開発に利用できる。 キーワード ト...
要約 フタテンチビヨコバイは、イネの芽出し苗を用いて累代飼育が可能である。累代飼育虫を用いて、播種後6日目のトウモロコシ幼苗に成虫を放飼して草丈伸長量とワラビー萎縮症の病徴スコアを測定することによっ...
トウモロコシ黒穂病の抵抗性を安定して検定できる病原菌の圃場接種法
要約 トウモロコシの4~6葉期に1個体当たり1.0×106細胞/mlの黒穂病菌培養懸濁液を葉身上部から1ml注入し、これを同一個体へ1週間以内に2回実施することにより、圃場で黒穂病は効率よく発病すると共に年次間...
レタスビッグベイン病関連ウイルス(MiLV)の外被タンパク質遺伝子
要約 レタスビッグベイン病の病原体と疑われているミラフィオリレタスウイルス(MiLV)を純化し、その外被タンパク質をコードする遺伝子の塩基配列を明らかにした。本遺伝子は、ビッグベイン病抵抗性レタスの開発や...
要約 とうもろこしF1の黒穂病抵抗性は、圃場において生育初期の8~12葉期に捲葉内接種を行うことにより検定できる。 背景・ねらい
とうもろこし黒穂病には品種間差異があり、本病による被害の防止には...
要約 種属間交雑により導入された小麦赤さび病抵抗性遺伝子Lr9、Lr19、Lr24、Lr25、Lr28、Lr29は、日本国内から採取される小麦赤さび病菌レースすべてに抵抗性である。 背景・ねらい 小麦赤さび病抵抗性遺伝子は...
要約 着雌穂節上部および下部での稈の曲げ抵抗を測定し、下部と比較して上部での曲げ抵抗が大きいことを指標として、着雌穂節の直上部での折損に対する抵抗性の強い自殖系統を選抜することができる。九州農業試験...
要約 わが国暖地の晩播・夏播き用とうもろこし育種素材における南方さび病抵抗性の遺伝には相加効果が重要で、抵抗性F1 品種の育成には親自殖系統の抵抗性の向上を図ることが最も効果的である。 背景・ねらい ...
要約 着雌穂節上部および下部での稈の曲げ抵抗測定し、下部と比較して上部での曲げ抵抗が小さいことを指標として、自殖系統の着雌穂節の直上部での折損に対する抵抗性を検定することができる。 背景・ねらい 暖地...
リーフディスク等への夏胞子接種によるトウモロコシ南方さび病菌の培養
要約 トウモロコシ南方さび病菌をカイネチン・ショ糖液で保水したリーフディスク上で培養する方法を確立した。本法により、菌株の継代培養、品種抵抗性の簡易検定、葉位・葉齢と感受性の関係及び本菌冬胞子の形成...
要約 吸収パット入りシャーレにカイネチン・ショ糖液を分注し、それに5~6葉期のとうもろこし葉片を置床して南方さび病菌を接種し品種抵抗性を検定する方法を考案した。 背景・ねらい トウモロコシ南方さび病は晩...