タマネギ栽培地周辺のIYSV保毒虫誘殺消長と防虫ネットによる施設への侵入抑制
要約 タマネギ栽培地周辺におけるIYSVの媒介虫であるネギアザミウマの誘殺数と保毒虫率は、タマネギ収穫後に著しく増加するが、近隣のトルコギキョウ栽培ハウスでは開口部を0.6mm目合い程度の防虫ネットで被覆す...
ギョウジャニンニクに発生した新病害、白色疫病とすすかび病(新称)
要約 ギョウジャニンニクで2種の新病害の発生が確認された。1つは融雪後3月下旬頃から発生し、葉に白色の比較的大きな病斑を形成するPhytophthora porriによる白色疫病であり、2つ目は5月上旬より発生し、...
Botrytis squamosaによるネギ小菌核腐敗病の新発生
要約 ネギの葉鞘部が腐敗し、病斑部に菌核を多数形成する病害が発生した。病原菌をBotrytis squamosa Walkerと同定し、病名をネギ小菌核腐敗病とした。 背景・ねらい 1993年秋から1994年春にかけて、千葉県のみな...