造形樹輸出の障害となるオオハリセンチュウを判別するPCRプライマー
要約 6種オオハリセンチュウに対応したプライマーセットを用いることで、造形樹から分離された線虫がオオハリセンチュウか否かを1回のPCRで判別することができる。種特異的に設計した6つのプライマーペアを用いた...
要約 水田畦畔では年2~3回、隣接する刈払いを伴う斜面草地では年2回の刈払い管理が植物の種多様性を高める。それ以下でも以上でも種多様性は低下する。この結果は日本型直接支払の根拠や二次的自然の適正管理に...
要約 伸縮性フィルム容器もしくは宙吊り型容器とMA包装資材を併用すると、冷蔵コンテナによる船便でも、イチゴ果実の損傷程度を大幅に低減できる。また、果実の外観や果肉の品質低下を防ぐことができる。 キーワ...
要約 日本のアルストロメリアから最も多く検出されるアルストロメリアモザイクウイルスについて、純化ウイルスを抗原として作製した特異的な抗血清を用いる血清学的手法によって本ウイルスを簡易に検出できる。 ...
タマネギ栽培地周辺のIYSV保毒虫誘殺消長と防虫ネットによる施設への侵入抑制
要約 タマネギ栽培地周辺におけるIYSVの媒介虫であるネギアザミウマの誘殺数と保毒虫率は、タマネギ収穫後に著しく増加するが、近隣のトルコギキョウ栽培ハウスでは開口部を0.6mm目合い程度の防虫ネットで被覆す...
設置が簡易なスリット型コンテナを利用したブドウ根域制限栽培法
要約 根域枠にスリットを有するコンテナを用いて連結させ、用土はマサ土とバーク堆肥の混和工程を省略することで設置が簡易で、根域の大きさが自在の栽培ができる。この方式により、定植2年目で成園並の収量と果...
要約 食用ユリの黒腐症状は、Sclerotium cepivorum var. tulipae Desm.によるユリ類黒腐菌核病で、健全種球の使用と長期間ユリの植え付けを行わないことで被害を回避できる。 キーワード Sclerotium cepivorum va...
要約 ユリにおいて主要な病原ウイルスであるキュウリモザイクウイルス,ユリモットルウイルス,ユリ潜在ウイルスを高感度かつウイルス種を識別して同時に検出できるRT-PCRによる遺伝子診断技術を確立した。 キー...
要約 サンダーソニアの切花栽培においては、切花後の掘り取り球根の歩留りより養成の歩留りが重要で、後者が低水準になると、球根数を確保するために球根購入費用が増加し、経営が悪化する。したがって球根養成技...
活性炭フロアブル剤を利用したアスパラガスのアレロパシー軽減技術
要約 アスパラガス改植時のアレロパシー対策として、定植前に活性炭フロアブル剤25~100倍希釈液を定植位置に10a当たり400~1,000L散水するか、25倍希釈液にセルトレイを浸漬し、培土に十分しみ込ませた後に定...
要約 〔要約〕シャロットの第1染色体をもつネギの単一異種染色体添加系統は、高度のさび病抵抗性を示す。本添加系統はシャロットのもつさび病抵抗性をネギに導入するための有望な育種素材である。 キーワード シ...
要約 ビーズガラス化法により、ばれいしょ、いちご、ゆり、やまのいもの培養茎頂の超低温保存法を確立した。超低温保存後の植物の外観や生育量とそのばらつき及びRAPD分析の結果は液体窒素処理していない植物体と...
要約 シンテッポウユリの中晩生品種における機械定植は200穴のセル成型トレイを用い、は種期を1月中旬、育苗夜温7℃で育苗し、野菜用移植機で定植すれば、切り花品質を落とすことなく定植労力を大幅に軽減できる。...
要約 ギョウジャニンニク中華麺は、60℃熱風乾燥したギョウジャニンニク粉末を100メッシュの篩にかけ、小麦粉に対し1.0%の割合で加えるのが色や風味の点で勝れている。 背景・ねらい 中山間地域の換金作物...
ギョウジャニンニクに発生した新病害、白色疫病とすすかび病(新称)
要約 ギョウジャニンニクで2種の新病害の発生が確認された。1つは融雪後3月下旬頃から発生し、葉に白色の比較的大きな病斑を形成するPhytophthora porriによる白色疫病であり、2つ目は5月上旬より発生し、...
要約 少側枝性の遺伝資源(雑草メロン)を用い、短側枝性で着果性に実用上問題のない育種素材系統を育成した。本系統は中~高節位のほぼ全ての側枝が両性花着生後に伸長を停止するため、整枝作業の省力化が可能...
要約 幼苗の葉柄への接種法によるメロンつる枯病に対する抵抗性の安定的な検定法を確立した。本法により、幅広い抵抗性の品種間差異が認められ、抵抗性素材の検索、抵抗性の系統選抜、遺伝様式の解析が可能にな...
要約 シオデの栽培には、日射の緩和と適度な土壌水分のある北斜面や谷筋、林間地等の傾斜地環境が適する。植付け後の潅水、マルチによる土壌水分保持と雑草防止により定着が確実となり、多芽体培養苗定植後丸3年以...
要約 ニンニク寄生イモグサレセンチュウの寄主範囲について検討した結果、非寄生と判断された植物は5種、このほかの33種の植物はいずれも寄主範囲に入ると判断された。しかし、明らかな被害が確認されたのは4種の...
要約 野菜や花卉類に寄生するアザミウマ類は11種が認められ、葉、幼茎、花、果実を加害する主要種としてヒラズハナアザミウマ、ダイズウスイロアザミウマ、ダイズアザミウマ、ネギアザミウマが上げられた。 背景...