要約 日本のアルストロメリアから最も多く検出されるアルストロメリアモザイクウイルスについて、純化ウイルスを抗原として作製した特異的な抗血清を用いる血清学的手法によって本ウイルスを簡易に検出できる。 ...
要約
タマネギ栽培地周辺のIYSV保毒虫誘殺消長と防虫ネットによる施設への侵入抑制
要約 タマネギ栽培地周辺におけるIYSVの媒介虫であるネギアザミウマの誘殺数と保毒虫率は、タマネギ収穫後に著しく増加するが、近隣のトルコギキョウ栽培ハウスでは開口部を0.6mm目合い程度の防虫ネットで被覆す...
アイリスイエロースポットウイルスのネギ及びタマネギにおける感染状況
要約 神奈川県各地域のネギ及びタマネギ圃場においてアイリスイエロースポットウイルス(IYSV)の感染が認められる。汚染圃場のネギアザミウマは一割以上が媒介能力を有し、近隣で被害が懸念される作物圃場では本媒...
アルストロメリアに感染するトスポウイルスの超高感度検出法の開発
要約 アイリスイエロースポットウイルスはアルストロメリアの茎葉に黄化えそを引き起こす。本ウイルスに感染したアルストロメリアは根茎(ライゾーム)からもウイルスが検出される。また、発病株の根茎から新たに...
大分県におけるIris yellow spot virus (IYSV) によるトルコギキョウえそ輪紋病(仮称)の発生
要約 2002年3月、大分県国東町の施設トルコギキョウに葉の黄化を伴う激しい輪紋やえそ症状が発生した。病原ウイルスはIYSVと同定され、えそ輪紋病(仮称)であった。圃場内雑草のうちタネツケバナがIYSVに感染す...
佐賀県におけるIYSVによる新病害タマネギえそ条斑病(新称)の発生
要約 佐賀県においてタマネギの葉身に紡錘型のえそ輪紋またはえそ条斑症状を呈する病害が発生した。病原ウイルスはIris yellow spot virus (IYSV)と同定されたので、本病をタマネギえそ条斑病と命名する。本ウイ...
要約 アルストロメリアの地中冷却栽培において、収量増加のための好適地温は品種により大きく異なる。収量増は粗収入の増加につながるが,収量が増加しなくとも開花が早まり粗収入が増加する品種もあるので、地温...