要約 ネギ属遺伝資源を長期間安定的に保存できる技術である。ネギ属茎頂に処理液で脱水耐性を付与した後、風乾で脱水し-80°C冷凍庫で急速冷却すると、一年間保存後の再生率は液体窒素を用いた超低温保存品と大差...
要約 ラッキョウを焙煎後、熱水により煮出すことによって、臭気を軽減化し、水溶性食物繊維であるフルクタンを含有する飲料を製造することができる。 キーワード ラッキョウ、水溶性食物繊維、フルクタン、飲料 ...
要約 ラッキョウ甘酢漬け入りかまぼこは、20℃以下で調製したラッキョウ甘酢漬けを用いて製造し、10℃で貯蔵することにより、ラッキョウの軟化がみられず、歯ごたえも良好となる。かつ、微生物の増殖もみられず、約...
要約 京都府におけるネギハモグリバエの土着捕食寄生バチは、コガネコバチ科の Halticopter a circulus (Walker)、ヒメコバチ科のPnigalio katonis (Ishii)、イサエアヒメコバチ、Chrysocharis pentheus (Walke...
秋咲きアリウムの切花用新品種「オータムヴィオレ2号」、「オータムヴィオレ3号」
要約 秋咲きアリウム「オータムヴィオレ」とヤマラッキョウを交配し、子房培養により切花品質の高い秋咲きアリウム新品種を育成した。「オータムヴィオレ2号」は「オータムヴィオレ」より開花期がやや早く、花茎...
ネギ類由来のスルフィドよる褐変抑制及びアクリルアミドの生成抑制
要約 ネギ属野菜から生成するスルフィド類には、高温加工食品におけるアクリルアミドの 生成を大幅に低減する作用、カットレタスやカットリンゴの酵素的褐変を抑制する作用及び糖とアミノ酸による非酵素的褐変を...
要約 開発したラッキョウ植付機は植付と同時に45~100kg/10aの範囲で側条施肥ができ、作業能率は人力植付の2.2倍である。植付精度も直立植え88%、斜め上向き12%、欠株0%と高い。 キーワード 植付機、ラッキョウ、...
要約 ネギハモグリバエの殺虫剤感受性は、25℃長日条件(15L9D)下で各種薬液にネギ葉身部を浸漬処理することで室内で検定できる。その結果、幼虫が高い感受性を示した殺虫剤はCVP乳剤、チオシクラム水和剤、シロマ...
要約 スイートコーン、ホウレンソウ、レタス、ラッキョウ、ダイコン、コカブ、ゴボウ、サトイモ、ショウガの9品目17作型では、施肥法の改善により施肥窒素利用率の向上が期待できる。窒素吸収特性(目標総収量に...
要約 ラッキョウとキイイトラッキョウとを交配し、子房培養により「オータムヴィオレミニ」を育成した。「オータムヴィオレ」より花茎が短く花序も小さく小型で、花茎数が多いので、鉢物、花壇植えに適する。 キ...
日長処理による秋咲きアリウム「オータムヴィオレ」の開花期拡大
要約 秋咲きアリウム「オータムヴィオレ」は、シェードによる短日処理を8月初めから6週間行う促成栽培と、電照による長日処理を9月初めから2週間行う抑制栽培を組み合わせることで、収穫期間を10月上旬から11月上...
要約 乳酸菌をラッキョウ浅漬の製造時に添加して密封することにより、大腸菌群の生育を抑えることができる。 キーワード ラッキョウ、漬物、乳酸菌、大腸菌群 背景・ねらい 病原性大腸菌O-157による食中毒の発生...
要約 畦表面硬化栽培により、キャベツやハクサイでは活着促進が、ホウレンソウでは出芽率向上が図られ、減肥栽培による収量低下割合も低い。畦表面硬化栽培により、キャベツやハクサイでは活着促進が、ホウレンソ...
要約 フルクタン発酵性ホモ型乳酸桿菌を下漬け時にスターターとして添加することで、ラッキョウ甘酢漬の下漬け発酵を促進・安定化することができる。 背景・ねらい 花ラッキョウ(ラッキョウ甘酢漬)の下漬けは、...
秋咲きアリウム属種間雑種の切り花用新品種「ハイブリッドアリウム1号」
要約 子房培養により作出したラッキョウとヤマラッキョウとの種間雑種の中から、花茎がラッキョウより太く長く、花球が大きく、小花数も多い切り花用秋咲きアリウム「ハイブリッドアリウム1号」を育成した。 背...
非病原性Fusarium oxysporumによるトマト根腐萎凋病の生物的防除
要約 トマトとラッキョウに非病原性F.oxysporum AR4312菌を前接種し、混植すると、トマト根腐萎凋病の発病が抑制される。 背景・ねらい 現在、土壌伝染性病害の防除は化学的防除法に依存しているが、効果が不安定...
要約 塩蔵野菜原料の脱塩を流水脱塩方式から換水脱塩方式(1~3時間のサイクルで自動的に換水)に変えることにより、脱塩用水量を1/3~1/10程度に削減できる。自動脱塩装置を用いると、任意の塩分濃度に調整するこ...
要約 ラッキョウの新しい利用法として,球根部から水溶性食物繊維であるフルクタンを製造する方法を開発した。 背景・ねらい ラッキョウ甘酢漬けの製造工程では,原料の約40%が不要部分として棄てられており,産...
ギョウジャニンニクに発生した新病害、白色疫病とすすかび病(新称)
要約 ギョウジャニンニクで2種の新病害の発生が確認された。1つは融雪後3月下旬頃から発生し、葉に白色の比較的大きな病斑を形成するPhytophthora porriによる白色疫病であり、2つ目は5月上旬より発生し、...
要約 鳥取県岩美郡福部村で生産されるラッキョウを対象に、過去20年間の気象観測値と農協出荷データを用いて収量予測式を作成した。予測式は1月の日最高気温、11月、12月の月間降水量を用いるため、出荷の数カ月...