要約 微酸性電解水を用いてブロッコリースプラウトを生産すると、抗酸化作用等を有する機能性物質スルフォラファンの含量が増加するとともに、スプラウトに付着する生菌数が低減する。 キーワード 微酸性電解水, ...
要約 バジル等の野菜・薬草等の熱水抽出物を用いて炊飯することにより、米飯に抗酸化性や風味・色などを付与することができる。抗酸化性を付与した加工米飯をレトルト包装した製品や、様々な風味の米飯フライ加工...
機能成分高含有農作物・加工食品に対する消費者の認知状況および摂取意向
要約 健康志向の高い消費者の94.6%が機能成分高含有農作物・加工食品の摂取を希望しており、栄養成分や機能成分の高さに魅力を感じている。一方、安全性等に対する不安もあり、有効成分の安全性評価結果並びに成...
要約 紫ニンジンのアントシアニン、カロテノイド色素を各々拘束ストレス負荷マウスに投与すると、悪化する脂質代謝を改善し肝臓脂質過酸化度上昇を抑制する。両色素溶液を同時投与することで、肝臓コレステロール...
紫サツマイモのORAC値は高く、DPPHラジカル消去活性と高い正の相関を示す
要約 紫サツマイモ「アヤムラサキ」「ムラサキマサリ」「アケムラサキ」は他の肉色(白、黄、橙)のサツマイモ品種と比較して、ORAC値が約10倍高い。紫サツマイモのORAC値はDPPHラジカル消去活性と高い正の相関を示...
要約 埼玉県産植物の未利用部位を凍結乾燥し80%メタノールで抽出すると、ベニアカの葉、アカメガシワの葉、クリの葉、ナスの葉、ビワの葉、オクラの種子に多くのポリフェノールが含まれる。ポリフェノール量と抗...
要約 各種農産物のうち、茶、シソ科ハーブ類、ブルーベリー葉、香酸柑橘果皮の80%エタノール抽出物はHL60細胞及び肝がん細胞3種の増殖を抑制する。さらにシソ科ハーブ類の抗酸化成分はがん細胞増殖抑制活性を有す...
要約 規格外や加工残さ等の未利用タマネギを適当な市販酵素剤で処理することにより高収率にエキス化し機能性を付加することができる。また、エキスを麹や乳酸菌により発酵することにより高機能飲料の開発が期待で...
要約 飼料中にエゴマ粕とビタミンEを同時添加することにより、α-リノレン酸の含有率が高く、保存性に優れた高付加価値豚肉が生産できる。 キーワード 高付加価値豚肉、保存性、α-リノレン酸、ビタミンE、エゴマ...
屑米、エゴマ等給与によるα−リノレン酸割合の高い鶏卵生産技術
要約 屑米、屑大麦主体の飼料を採卵鶏に給与することにより、卵黄中のn-6系列脂肪酸であるリノール酸の割合が減少し、さらにエゴマ種子の添加によりn-3系列の脂肪酸であるα-リノレン酸の割合が10倍以上に増加し、...
要約 麹(Aspellugirus awamori mut.)抽出液はカフェ酸誘導体をカフェ酸に加水分解するので、カンショ葉など畑作物の葉からカフェ酸の製造に利用できる。カフェ酸は吸着クロマトグラフィー(MCIgel CHP20P)によ...
要約 ショウガの辛味成分である[6]-ジンゲロールは、誘導型一酸化窒素合成酵素の誘導を抑制することでマクロファージの一酸化窒素産生を抑制する。さらに、[6]-ジンゲロールは、パーオキシナイトライトによる酸化...
要約 カンショ焼酎粕に麹菌(Aspellugirus awamori mut.)およびセルラーゼ(セルロシンT2)を作用させて製造した飲料は、ポリフェノール含量およびラジカル消去能ともに市販醸造酢と比べて遜色ない。ポリフェノ...
要約 タンパク質の分解物(苦味ペプチド)の苦味を低減する酵素(アエロモナスアミノペプチ ダーゼ)の前駆体酵素を解析したところ、その活性を制御する分子内シャペロン領域が存 在することを見出した。 キーワード ...
要約 エタノール水溶液中でハーブ、糊化澱粉とサイクロデキストリン合成酵素を反応することで、脂溶性ラジカル消去成分抽出、サイクロデキストリン生成、脂溶性ラジカル消去成分の水溶化を同時に行え、ハーブ由来...
要約 茎葉利用カンショ「すいおう」の地上部は繰返し収穫が可能であり、多収である。ホウレンソウ等と比べ、葉身の栄養性は同等以上、ポリフェノール含量は高い。ラジカル消去能や抗変異原性などの機能性にも優れ...
要約 アブラナ科野菜の辛味成分であるアリルイソチオシアネート及びベンジルイソチオシアネートは、誘導型一酸化窒素合成酵素の誘導を抑制することでマクロファージの一酸化窒素産生を抑制する。 キーワード アブ...
要約 付加価値の高い機能性卵を生産する方法を検討した結果、β-カロチン製剤を添加することによってβ-カロチンの卵黄中濃度が非常に高い機能性卵を作出できた。生産費から計算すると、この卵の販売価格は1個30円...
要約 イチゴ(品種:女峰)の継代培養細胞系から、選抜及びホルモンフリー化により赤色のアントシアニン生産培養系を確立した。増殖と色素生産に合成植物ホルモンを使用せずにイチゴのアントシアニンを効率的に生...
要約 ソバ植物体のポリフェノール量は、発芽直後が最も高く、抗酸化能は発芽直後と開花初期が高い。主要ラジカル消去成分として、子葉にはルチン、オリエンチン、イソオリエンチンが含まれるが、生育が進むにつれ...