要約 モニリア病やリンゴハダニ等を対象とした春期の病害虫防除において、効果の高い薬剤を組み合わせることで4月中旬の1回目と4月下旬の2回目の薬剤散布を統合して散布回数を1回削減する。これにより、春期...
要約 青森県の「りんご病害虫防除暦」では、夏期(7~8月)、約10日間隔で6回の薬剤散布を行っているが、薬剤の効果的な使用により散布間隔を15日とし、防除回数を1回削減できる。 キーワード リンゴ、病害虫、防...
要約 セイヨウナシに7月中旬ころから発生する果実黒点症扶は、リンゴ黒点病菌の不完全世代と同一の病原菌であるCylindrosporium pomiによって起こる病害である。 背景・ねらい 1990年ごろから青森県県南地方では...
要約 リンゴ黒星病防除剤であるヘキサコナゾール水和剤は、リンゴモニリア病に対して治療的効果(病斑拡大制御、分生胞子形成制御)を有し、開花直前に使用することで黒星病、モニリア病の同時防除が可能である。 ...
リンゴ黒星病防除における感染予察機(METOS-D)の活用法
要約 感染予察機(METOS-D)はリンゴ黒星病の感染予測精度が高く、感染時期を把握するために有効である。その情報に基づいて薬剤を選択することにより、本病の効率的防除が可能である。 背景・ねらい リンゴ黒星病...
要約 EBI混合剤はリンゴ黒星病の果実感染に対し、感染後3日までの治療効果と散布後12日以上の予防効果がある。圃場においてEBI混合剤を約15日間隔で散布することにより、防除効果を低減させることなく、落花直後...