要約 「励広台1号」は、イチジクとイヌビワの種間雑種であり、イチジク株枯病に真性抵抗性である。休眠枝や緑枝挿し木によって容易に繁殖でき、「桝井ドーフィン」および「蓬莱柿」との接ぎ木親和性は高い。 キー...
イチジク株枯病抵抗性をもつイチジクとイヌビワの種間交雑体の獲得
要約 イチジク花のうにイヌビワの花粉を受粉することによって、交雑種子を多数獲得できる。種子の発芽率は高いが、生存率は数%である。種間交雑体は、イチジク株枯病に対してイヌビワと同程度の強い抵抗性をもつ...
要約 リンゴ台木「JM7」とリンゴ属野生種のミツバカイドウ「サナシ63」の連鎖地図はほぼ全ゲノムをカバーし、多数のSSRマーカーを含む。このためリンゴ台木重要形質解析の基盤として用いることができる。 キーワ...
要約 ビワ苗木生産園の台木用ビワ実生苗の地下部にがんしゅ症状が認められた。症状から分離した細菌の性状を調べたところ、ビワがんしゅ病細菌(Pseudomonas syringae pv.eriobotryae)と同定されることから、本...
ビワがんしゅ病抵抗性台木として利用可能なビワ品種「シャンパン」
要約 ビワ品種「シャンパン」はビワがんしゅ病(A,B,C系統菌)に抵抗性であり、「茂木」又は「長崎早生」との混植で得られる実生はビワがんしゅ病抵抗性台木として利用できる。 キーワード ビワ、ビワがんし...