要約 アフリカにおける主要陸稲品種NERICA4の栽培試験データをメタ解析に供し、化学肥料の増収効果を環境要因に応じて定量的に評価する。結果は粘土含量が異なる土壌間で、降水量や窒素施用による異なる効果を示...
要約 水田への緩効性肥料の窒素施用量を慣行の速効性肥料より約3割減肥し、全量基肥や側条施肥により施用することで、収量を維持したまま、作付け期間中の水田からの窒素流出負荷を約3割削減できる。これにより、...
ISOBUS認証を取得した作業機用電子制御ユニット及び制御ソフトウェア
要約 国産技術としては初めてのISOBUS認証を取得した作業機用電子制御技術である。ISOBUSのユーザーインタフェース利用機能、マップ連動機能、作業幅自動変更機能を実装している。本開発技術の導入で、低コストか...
要約 農業分野におけるメタボロミクスの活用を促進するため、栽培現場での分析用試料の取り扱い、分析者が知っておくべき栽培現場作業の基本事項を明確にし、農研機構でのNMRメタボロミクスについて具体的な実施...
農業水利施設地震観測記録管理用のクラウド型データベース用プログラム
要約 農業用ダム等における地震観測記録をウェブアプリ上にアプロードすることで、その波形や解析情報を閲覧し、ファイルとしてダウンロードし情報共有を行うことができる。またその作業を行うことで自動的に一連...
水田転換畑の保水量を推定する水収支モデルのパラメータ選定方法
要約 水田転換畑において圃場条件下で生じる土壌水分量(保水量)は、降雨後24時間ではpF1.5のときの体積含水率より大きいことが多く、乾いてもpF3.0のときの体積含水率程度である。これらを反映した水収支モデルを...
要約 有機質資材の施用効果データベースは、圃場に施用する有機物を4つの地力効果指標、5つの肥料代替指標、1つの参考指標を類型化して表示するWEBシステムである。本システムを活用することにより、利用者は利用...
アジアモンスーン地域の天水稲作における最適播種期予測による収量改善
要約 全球スケールの季節予報を統計的にダウンスケーリングした気象予測値をモンスーン...
要約 都道府県、土壌グループ、土壌層位ごとに飽和透水係数、孔隙分布特性に応じた土壌水分量とこれらから計算される有効水分容量を整備した土壌物理特性値マップである。本マップは「日本土壌インベントリー」上...
DNAバーコーディングによるセイヨウミツバチが利用する花粉種組成の定量的分析手法
要約 セイヨウミツバチが巣箱に持ち帰る花粉団子の一部を個別に秤量した後、DNAバーコーディングを用いて種同定し、種(属)ごとの重量を合算する方法である。本手法により、セイヨウミツバチが花粉資源としてどの...
日本のムギ類に感染するPolymyxa graminisの系統と感染ウイルス種
要約 日本のコムギとオオムギの根に感染しているPolymyxa graminisのrDNA-ITS配列は、Ia、Ib、IIa系統(リボタイプ)に類別される。日本のコムギからは主にリボタイプIbのP. graminisが検出され...
要約 下層土にグライ層が存在する水田では漏水が生じにくいため、乾田直播栽培が導入しやすい。下層土の透水性が高い水田では、地表面の鎮圧を行うことにより、漏水を防止することができるため、東北地方では71%...
ウンシュウミカンには発現特性の異なる3種のGA2酸化酵素遺伝子が存在する
要約 活性型ジベレリンの分解に関わるGA2酸化酵素遺伝子はウンシュウミカンでは少なくとも3種類存在し、異なる発現特性を示す。それらをシロイヌナズナに...
要約 専用アプリiVIMSを用いれば、施設を日常管理する上で気になる箇所を写真、音声、メモとして記録することができ、GISソフトVIMSに水利施設管理台帳として整理することにより記録された情報を日常管理に活かす...
ウンシュウミカンの2種類のGA20酸化酵素遺伝子は異なる発現特性を示す
要約 ジベレリン代謝に関わるGA20酸化酵素遺伝子はウンシュウミカンでは2種類(CuGA20ox1、CuGA20ox2)存在し、それぞれの発現する時期、部位は大きく異なっていたことから、これらは成長や結実...
要約 [ポイント]
トマトの高品質多収育種のためのゲノム情報に基づく高精度形質予測
要約 ゲノム全体に配置したDNAマーカー情報に基づく形質予測モデルおよび交雑後代のゲノム構成コンピューターシミュレーションによって、トマトの果実糖度と果実収量を同時に向上させる育種過程を高精度に予測で...
要約 農業モデル開発用フレームワークJAMFは、作物モデルのプログラム開発環境を提供するとともに、様々な気象データベースから気象データを取得して、栽培シミュレーションを行うためのWebアプリケーション実行...
要約 面積と生産物の両視点を組み入れた評価のフレームワークを作成し、収量と面積当たり環境影響のトレード・オフと生産物当たりの環境影響を同時に考慮することにより、有機輪作体系と慣行輪作体系を比較評価す...
要約 ナス系統LS1934が有する半枯病抵抗性は第2染色体末端の遺伝子座FM1によって支配されている。同遺伝子座は2つのSSRマーカーによって選抜可能である。 キーワード ナス、半枯病抵抗性、土壌伝染性病害、育種選...