要約 イタリアンライグラス草地における輪換放牧を昼間利用し、夜間は舎飼いした黒毛和種去勢育成牛は、体重比0.8%の濃厚飼料給与で、DG0.9kg程度の増体量が可能である。長崎県畜産試験場・肉用牛科 背景・ねらい...
イタリアンライグラス-イヌビエ通年乾草生産技術の評価と導入のための収量目標
要約 イタリアンライグラス-イヌビエ栽培による通年乾草生産は低投入の技術であるが、生産費を市販乾草価格なみに抑えるには、通年栽培面積を20aとして、現行の要素投入量の下で10a当たり1,310kg以上の乾物収量...
ホルスタイン種去勢牛の濃厚飼料多給による育成は肥育成績、枝肉形質を低下させる
要約 ホルスタイン種去勢牛を育成期に濃厚飼料多給で飼育すると、肥育期の増体、飼料要求率、ならびに枝肉歩留や肉質が若干劣り、枝肉中の脂肪蓄積が進行して赤肉の割合が低下する。また、育成期の血中のインスリ...
要約 遅播きトウモロコシを利用した自給飼料作付け体系について検討した結果、7月15日までに播種すれば、遅播き専用品種は収穫までに登熟することが確認された。また、輪作するイタリアンライグラスは極短期また...
全粒または蒸煮圧片処理したトウモロコシと大麦の成牛における飼料価値
要約 トウモロコシおよび大麦の乾物,粗蛋白質およびデンプンの消化率は,蒸煮圧片処理によって改善される。特に,デンプンの消化率の上昇は顕著である。トウモロコシおよび大麦の可消化養分総量(TDN)は,全...
イタリアンライグラス草地における肉用肥育素牛の冬季放牧育成技術
要約 4カ月齢の黒毛和種去勢雄牛をイタリアンライグラス草地で10月から翌年の5月まで約210日間放牧飼養し、0.76~0.82kgの高い日増体量を得る肉用肥育素牛の冬季放牧育成技術を開発した。 背景・ねらい 従来から...
要約 水稲から切り替えた畑期間3か年において、小麦の前後作への飼料作物の導入や冬作飼料作物後作へ大豆を組入れることによりトウモロコシを主体とした主要な水田畑作物(飼料作物、麦、大豆)組合せによる3年4作...