要約 「つきことか」は温暖地西部において"極晩"熟期に属する水稲粳種で、極長稈で茎葉乾物収量が極めて高いイネWCS用品種である。晩植でも穂重割合が小さいため、茎葉重割合が高いイネWCSの生産が可能である。 ...
要約 「なつあおば」は極早生の多収系統で、熟期の異なる稲発酵粗飼料用品種との作期分散による収穫期拡大により、刈り遅れによるサイレージ品質の低下を防ぐことができる。 キーワード イネ、飼料イネ、極早生、...
シソ青枯病の二次伝染を防止する収穫機の刈刃殺菌のための効率的加熱手法
要約 加工用赤シソの収穫で問題となっている収穫機刈刃を媒体とした青枯病の二次伝染を防止するために開発した、刈刃押さえ板に電熱ヒータを組み込む加熱方式は、殺菌効果が得られる90℃以上に効率的に加熱でき、...
長野県における稲発酵粗飼料用イネの安定生産のための収穫期拡大技術
要約 長野県の高標高地では「ふくおこし」と「クサホナミ」の連続収穫体系、平坦地では「ふくおこし」後の「クサホナミ」の収穫体系とする作付体系が適する。「ふくおこし」の収穫開始適期判断には、帯緑色籾歩合...
要約 水稲新品種「たちすがた」は温暖地東部での熟期が中生の中に属する粳種である。長稈で主に茎葉重が大きく、可消化養分総量(TDN)含量が高い。また、耐倒伏性に優れ、直播栽培にも適し、関東以西向けの稲発...
要約 シソ青枯病は収穫機の刈刃により二次伝染し、被害が急速に拡大する。この二次伝染は刈刃を高温(90℃以上)にすることで防止できることを明らかにするとともに、刈刃をプロパンガスで加熱する装置を開発した...