要約 果樹の害虫であるチャバネアオカメムシは、免疫応答を活性化する、これまで他の昆虫では知られていない微生物認識タンパク質を持つ。カメムシ類だけに作用する新しい害虫制御技術の開発につながる可能性があ...
要約 梅干しの果肉が部分的に硬くなるシコリ果は、果実内に発生した空洞の周辺組織の細胞壁にカロースが 合成し硬化したものであり、果実肥大後期の果肉細胞径の異常肥大により空洞果の発生率が高まり、シコリ果...
要約 スギ球果着生量の代用としてスギ花粉飛散数を用い、チャバネアオカメムシの越冬密度および翌年初夏における果樹カメムシ類の誘殺数の予測が可能である。 背景・ねらい 果樹カメムシ類の発生量は増殖源であ...
要約 チャバネアオカメムシの集合フェロモンを用いた予察方法は従来の乾式予察灯ではほとんど予察できなかった4月~5月でも誘殺され、夏期では乾式予察灯に比べて誘殺数は劣るものの、ウメ等の夏果実での予察で...