クビアカツヤカミキリのフェロモン成分を利用したトラップに雌雄成虫が誘引される
要約 モモやウメなどバラ科果樹の害虫であるクビアカツヤカミキリの雄成虫から放出されるフェロモン成分は光学活性な構造を持つ(6R,7S)-(E)-2-シス-6,7-エポキシノネナールであり、合...
要約 果樹の害虫であるチャバネアオカメムシは、免疫応答を活性化する、これまで他の昆虫では知られていない微生物認識タンパク質を持つ。カメムシ類だけに作用する新しい害虫制御技術の開発につながる可能性があ...
要約 冷凍させたウメのヘタに穴を空け、砂糖漬けすることにより、シワにならない砂糖漬け梅を作ることができる。「織姫」「白加賀」「梅郷」は未熟な果実を用いた方がシワになりにくく、「南高」は熟度が進んでも...
要約 梅干しの果肉が部分的に硬くなるシコリ果は、果実内に発生した空洞の周辺組織の細胞壁にカロースが 合成し硬化したものであり、果実肥大後期の果肉細胞径の異常肥大により空洞果の発生率が高まり、シコリ果...
要約 ウメ生産農家の経営効率には、単位面積当たり収量や樹齢構成、白干ウメの品質などが影響している。効率的経営は樹齢構成を適正に保ちながら、施肥や防除等の基本的な栽培管理を毎年実践し、品質と収益の向上...
樹勢が強く、一次加工特性の高い中玉のウメ早生新品種「2M3−41」
要約 「新平太夫」と「織姫」を交配し、中玉のウメの新品種「福太夫」を育成した。樹勢が強く側枝の維持が容易で、成熟期は6月中旬で「紅サシ」より10日、「新平太夫」より約2週間早い。果肉歩合が高く、樹脂障害...
要約 スギ球果着生量の代用としてスギ花粉飛散数を用い、チャバネアオカメムシの越冬密度および翌年初夏における果樹カメムシ類の誘殺数の予測が可能である。 背景・ねらい 果樹カメムシ類の発生量は増殖源であ...
要約 チャバネアオカメムシの集合フェロモンを用いた予察方法は従来の乾式予察灯ではほとんど予察できなかった4月~5月でも誘殺され、夏期では乾式予察灯に比べて誘殺数は劣るものの、ウメ等の夏果実での予察で...
要約 うめの黒星病防除にスプリンクラーを用いた場合、薬剤散布量を10a当たり600㍑とすることで、慣行の手散布と同様の防除効果が得られ、高い能率で防除作業が可能となる。 背景・ねらい うめの高品質安定生...