ナシ葉退緑斑点随伴ウイルスの日本での発生および国内分離株の遺伝的多様性
要約 日本のナシにおいて報告されている葉の退緑斑点症状からは、新種エマラウイルスのナシ葉退緑斑点随伴ウイルスが検出され、ニセナシサビダニ虫体内からも同ウイルスが検出される。同ウイルスは日本の広い範囲...
要約 本識別法は、種特異的なMultiplex PCRと核酸クロマト法で構成され、形態による昆虫分類の専門知識がない者でも、容易にアザミウマ類13種を識別することができるため、アザミウマ類による被害診断の精度向上...
輸出上の障害となるコーヒーオオハリセンチュウの植木産地からの初記録
要約 千葉県植木生産ほ場内のイヌツゲ根辺土壌から検出されたオオハリセンチュウは、植木・盆栽類の海外輸出に際し輸入国植物検疫で厳しい検疫措置の対象となる本邦未記録のコーヒーオオハリセンチュウおよび未記...
非病原性フザリウム菌と弱毒ウイルスによるナス科果菜のネコブセンチュウ害抑制
要約 トバモウイルス属弱毒植物ウイルスをナス科のトマトとピーマンに接種して定植し、その後非病原性フザリウム菌を土壌に接種処理を行うと、ネコブセンチュウの被害の表象である根こぶの数が減少する。圃場の...
CTLVの検定(大腸菌発現ASGV-CP抗血清利用)およびSDVの検定を同一条件下で効率的に行うためのELISA
要約 CTLVの検定(大腸菌発現ASGV-CP抗血清利用)およびSDVの検定を同一条件下のELISAで効率よく行うためには、磨砕液としてCBB-T(ツイーン20 0.05%加用0.05Mカーボネート緩衝液、pH9.6)を使用し、サンプル汁とコン...