要約 [ポイント]
要約 形態学的な判別が困難なカキ類の調査研究体制を向上させるため、迅速、簡便、廉価な判定法であるLAMP法(Loop mediated isothermal amplification)の適用を検討した。開発されたプライマは種特異的であり、...
輸出上の障害となるコーヒーオオハリセンチュウの植木産地からの初記録
要約 千葉県植木生産ほ場内のイヌツゲ根辺土壌から検出されたオオハリセンチュウは、植木・盆栽類の海外輸出に際し輸入国植物検疫で厳しい検疫措置の対象となる本邦未記録のコーヒーオオハリセンチュウおよび未記...
害虫の侵入定着を防止し所定の安全レベルを達成するための植物検疫強度の推定法
要約 繁殖可能な害虫の国内への侵入確率の推定式,及び侵入確率を所定のレベル以下に低下させるのに必要なサンプリング検査と検疫処理の組み合わせを決定するための式を導いた。これらの式と害虫の定着確率から,...
リボゾームDNA領域の変異に基づくTetranychus属ハダニ類4種の同定法
要約 PCR法により増幅したリボゾームDNAのスペーサー領域を制限酵素DraⅠおよびAfaⅠで切断し、その断片長を比較することにより、形態観察による同定が困難なTetranychus属ハダニ類4種の雌成虫が判別できる。 背景...
要約 農作物,家畜,林業および水産業に被害を及ぼす野生生物の特徴,被害発生状況と防除対策を記述するホームページを作成して,広く情報を提供する。 背景・ねらい 近年,カラス・スズメ等の鳥類,シカ・イノシ...
要約 アメリカにおいては広範囲に遺伝子組換え農産物が作付けられているものの、気象条件や病害虫密度の差異から地域性が存在している。また輸出需要が増大している非遺伝子組換え農産物に関しては、情報技術の開...
要約 輸出植物検疫におけるサンプリング検査の際に検疫害虫だけでなく検疫害虫の加害痕も対象として荷口の合格・不合格を決定する場合の検査効果に関する推定式を提案する。加害痕を利用することによりその検査...
要約 わが国の輸入植物検疫によって病害虫の侵入がどの程度阻止されているかを推定するための確率モデルを提案した。輸入植物検疫規程で用いられているサンプリング法に適用したところ,この規程は荷口一つ一つ...