要約 食用ゆりにおいては、土壌中熱水可溶性ホウ素が2ppmを超える場合に障害が発生する危険性がある。ホウ素資材の施用履歴があり茎葉発育最盛期での葉身中ホウ素濃度が100ppm以上である場合、ホウ素過剰症の可能...
要約 ユリ類えそ病は、Potyvirus であるユリモットルウイルス(LMoV)と Potexvirus で あるオオバコモザイクウイルス(PlAMV)の重複感染によって発生する。抗体作成が困難 なユリモットルウイルスについて、抗原と...
要約 ユリにおいて主要な病原ウイルスであるキュウリモザイクウイルス,ユリモットルウイルス,ユリ潜在ウイルスを高感度かつウイルス種を識別して同時に検出できるRT-PCRによる遺伝子診断技術を確立した。 キー...
要約 花き栽培土壌(作土対象)の化学性項目pH(H2O)、EC、有効態りん酸、硝酸態窒素、交換性塩基(CaO、MgO、K2O)、微量要素(Mn、Cu、Zn、B)について診断指標値を設定した。 背景・ねらい 北海道で未設定の、花き栽...
要約 食用ゆりの生理障害であるあんこ症は、りん茎(球)肥大の中後期におけるカルシウム、ホウ素の吸収不足によって発生する。当面の対策として、カルシウム、ホウ素の補給、作土の保水性向上、培土の改良による根...
要約 幼苗の葉柄への接種法によるメロンつる枯病に対する抵抗性の安定的な検定法を確立した。本法により、幅広い抵抗性の品種間差異が認められ、抵抗性素材の検索、抵抗性の系統選抜、遺伝様式の解析が可能にな...