要約 高温年における背白粒の発生程度は施肥条件によって異なり、多肥栽培で背白粒の発生が少なくなる。特に穂肥の窒素施肥量を増加すると背白粒の発生を抑え品質を向上させることができる。 キーワード イネ、背...
要約 栄養生長と生殖生長が併行するトマト生育期に開花花房側から水平に撮影したデジタル画像より算出した、花房着生部より上位の投影面積は生育状況を反映し、生育診断指標として有効である。 キーワード トマト...
要約 抑制並びに半促成栽培キュウリにおいて、2週間ごとの株当たり増加葉数を指標にして当該期間の窒素吸収量を推定できる。この値を基に作成した施肥指標により、収量の低下を招かずに窒素施肥量を削減できる。...
要約 「ひとめぼれ」の良質安定化には、減数分裂期の葉色値を36~37に保つ必要がある。この葉色に導くための幼穂形成期の窒素施用量は、葉色値が37以下で3kg/10a、38~40で2kg/10a、44以上では施用しないなどの...
要約 出穂期の稲体に存在する糖類や澱粉等の非構造性炭水化物の蓄積量は、施肥条件により大きく変動し、葉面積や籾数等の生育量が大きい条件下で少なくなる傾向にある。登熟性への影響も認められ、低温・寡照年に...
要約 出穂期の稲体に存在する糖類や澱粉等の非構造性炭水化物の蓄積量は、施肥条件により大きく変動し、葉面積や籾数等の生育量が大きい条件下で少なくなる傾向にある。登熟性への影響も認められ、低温・寡照年に...
水稲品種「まいひめ」の葉色値と茎葉窒素濃度との関係の年次間変動
要約 水稲品種「まいひめ」における追肥時期の葉色値(葉緑素計SPAD-502)と茎葉窒素濃度との関係は年次間で変動し、同一葉色値での茎葉窒素濃度は低温年で低く、高温年で高い。また、回帰式の年次間変動は、幼穂形...