小麦「農林61号」の粗蛋白質含有量を適正化するための追肥要否判定法
要約 小麦「農林61号」の子実粗蛋白質含有量は7葉期の土壌硝酸態窒素含有量の簡易測定値と播種から7葉期までの降水量の積により、または穂揃い期の止め葉の葉色値により予測可能であり、それぞれの時期において追...
要約 高温年における背白粒の発生程度は施肥条件によって異なり、多肥栽培で背白粒の発生が少なくなる。特に穂肥の窒素施肥量を増加すると背白粒の発生を抑え品質を向上させることができる。 キーワード イネ、背...
要約 栄養生長と生殖生長が併行するトマト生育期に開花花房側から水平に撮影したデジタル画像より算出した、花房着生部より上位の投影面積は生育状況を反映し、生育診断指標として有効である。 キーワード トマト...
要約 抑制並びに半促成栽培キュウリにおいて、2週間ごとの株当たり増加葉数を指標にして当該期間の窒素吸収量を推定できる。この値を基に作成した施肥指標により、収量の低下を招かずに窒素施肥量を削減できる。...
要約 「ひとめぼれ」の良質安定化には、減数分裂期の葉色値を36~37に保つ必要がある。この葉色に導くための幼穂形成期の窒素施用量は、葉色値が37以下で3kg/10a、38~40で2kg/10a、44以上では施用しないなどの...
砂質乾田における緩効性肥料を用いた全量基肥施肥栽培のための生育診断法
要約 コシヒカリの全量基肥施肥栽培を導入する初期の段階で、収量と玄米品質を安定させるため、まず目標となる着粒数を設定する。目標着粒数を確保するために、幼穂形成期に草丈×茎数×葉色の値で生育診断を行い、...
要約 イチゴの株を上方から8ミリビデオで撮影し画像処理することにより、定植後の生育を継時的に測定することができる。株の上方投影面積と頂果房収量との間に有意な相関がみられる。また、通常の生育測定では差...
要約 出穂期の稲体に存在する糖類や澱粉等の非構造性炭水化物の蓄積量は、施肥条件により大きく変動し、葉面積や籾数等の生育量が大きい条件下で少なくなる傾向にある。登熟性への影響も認められ、低温・寡照年に...
DVR解析プログラム「2DIMNON」を利用したカーネーションの開花予測
要約 カーネーション'フランセスコ'を用いて、気温と日長の2つの環境要因から開花期の気象的予測モデルを導いた。このモデルの適合性から判断して、作期をある程度限定し、育苗など栽培方法に相違がなければ、開...
要約 窒素追肥時期と葉いもち多発生との関係をコンピュータシミュレーションモデルを用いて解析し、葉いもち多発生を招く危険性の高い窒素追肥時期は、葉いもち全般発生開始期付近であることがわかった。葉いもち...
要約 出穂期の稲体に存在する糖類や澱粉等の非構造性炭水化物の蓄積量は、施肥条件により大きく変動し、葉面積や籾数等の生育量が大きい条件下で少なくなる傾向にある。登熟性への影響も認められ、低温・寡照年に...
要約 窒素追肥時期と葉いもち多発生との関係をコンピュータシミュレーションモデルを用いて解析し、葉いもち多発生を招く危険性の高い窒素追肥時期は、葉いもち全般発生開始期付近であることがわかった。葉いもち...
画像解析によるダイズ群落の植被率の計測と生育指標の面的評価法
要約 ダイズ群落の植被率は空撮写真画像を解析することで簡便に測定できる。この植被率から葉面積指数(LAI)などの生育指標が推定できる。この手法をラジコンヘリによる空撮写真に適用すれば生育指標の圃場内変異...
水稲品種「まいひめ」の葉色値と茎葉窒素濃度との関係の年次間変動
要約 水稲品種「まいひめ」における追肥時期の葉色値(葉緑素計SPAD-502)と茎葉窒素濃度との関係は年次間で変動し、同一葉色値での茎葉窒素濃度は低温年で低く、高温年で高い。また、回帰式の年次間変動は、幼穂形...
画像解析によるダイズ群落の植被率の計測と生育指標の面的評価法
要約 ダイズ群落の植被率は空撮写真画像を解析することで簡便に測定できる。この植被率から葉面積指数(LAI)などの生育指標が推定できる。この手法をラジコンヘリによる空撮写真に適用すれば生育指標の圃場内変異...
要約 「アブクマワセ」の子実の粗タンパク含量は、出穂後35日の止葉葉色のSPAD値が35~45の場合に、適正値の10~11%となる。この薬色を維持するには、窒素0.2kg/aの追肥が有効である。 背景・ねらい 「アブクマワ...